レビー小体型認知症 幻視まぼろしが見える第2の認知症|ためしてガッテン

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」でレビー小体型認知症について放送されました。レビー小体型認知症はアルツハイマー病の次に多い認知症で患者数は推定80万人以上。レビー小体型認知症はアルツハイマーや他の病気と間違えられているケースが多く、気づかないでいるとどんどん悪化していきます。

 

レビー小体型認知症を発見したのは横浜市立大学名誉教授の小阪憲司(こさかけんじ)博士。小阪さんは20代の頃から認知症の研究をしながら、その脳に何が起きているのか研究し続けていました。認知症といえば当時も今も代表はアルツハイマー型認知症。その特徴は記憶を司る海馬が縮んでしまい記憶が徐々に失われます。しかし、診察を重ねるうちに小阪さんは全く違うタイプの患者の存在に気づきました。それは物忘れが進んでいかない、歩行がうまく行かない、見えない物が見える(幻視)などの症状。小阪さんは患者さんたちの脳を詳しく調べました。するとアルツハイマー型では縮んでしまっていた海馬がほとんど小さくなっておらず、脳にレビー小体(れびーしょうたい)と呼ばれる謎の物質が溜まっていたのです。

 

レビー小体型認知症で幻視が見える理由

レビー小体は大脳全体ではあるのですが、特に後頭部、側頭部に多く溜まると言われています。後頭部は視覚情報をとらえる場所です。側頭部はその視覚情報に意味づけを行う場所です。レビー小体が溜まると働きが悪くなります。すると少しの刺激で幽霊などと見間違ってしまうのです。

 

レビー小体型認知症に気づくポイント

1、人や虫がいると訴える、空中に手を伸ばす、壁に話しかける
2、症状が急に現れては消える
3、筋肉がこわばって動きが遅くなる(転びやすくなるなど)
他にも、うつ症状、便秘、大汗、大きな寝言などの症状が出ることもあります。

 

レビー小体型認知症の治療法

一度たまったレビー小体を取り除くことはできないので現時点で完治はできません。しかし、幻視などの症状を和らげる薬はあります。医療と介護の組み合わせで症状が改善するそうです。

 

レビー小体型認知症の家族の対応

1、幻視を否定しない
2、本人以外には見えないことを伝える
3、幻視が見やすい環境を減らす
4、視覚以外へ注意をそらす




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい。管理人からの返信はありませんのでご了承ください。