胃もたれで弱った胃を回復させる方法&胃を元気にする3つの栄養素|主治医が見つかる診療所

テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」で胃もたれする胃をリセットする方法について放送されました。紹介していたのは半蔵門胃腸クリニックの掛合和俊さん。

 

食べすぎた時に感じる胃が重い感じが胃もたれです。胃もたれの主な症状は、重い感じがする、ムカムカする、鈍痛がする、ゲップが出るなど。胃もたれが起こっている胃の中では食べ物の消化に欠かせない胃酸の分泌が少なく、そのため消化しきれない食べ物が胃の中に留まってしまい消化不良が起きています。その結果、胃が重い、ムカムカするなどの不快感を感じるのです。胃もたれしてしまった時は休ませてリセットすることが大切です。

 

胃もたれで弱った胃を回復させる72時間リセット法

1、24時間 食事を抜く
食べ物が胃から入って十二指腸に流れていくまで6~8時間位かかります。胃の機能が落ちている場合は12時間くらいかかります。12時間かけて空になった胃はそこから回復を始め、ある程度回復するまでに12時間程度かかります。つまり合計で24時間食事を抜く必要があるのです。そもそも胃もたれは胃が食べてはいけないと警告しているので、無理して食べるのは体に良くないのです。ただし水分補給だけは十分に行うように注意しましょう。常温の水か白湯を1日2リットルを目安に摂取しましょう。そして右を下にして横になることも大切です。

2、2~3日目は消化の良いものを良く噛んで食べる
胃もたれした時は胃の内側にある粘膜が剥がれ薄くなっています。胃の粘膜が再生するまでの3日間は胃に負担をかけないことが大切です。そのため1日食事を抜いたら、その後に2日間はお粥やうどんなど消化のいいものを少しずつよく噛んで食べるようにしましょう。

3、72時間以降は普段の食事に大根おろしをプラスする
消化酵素を多く含む大根をおろして摂取すると食べ物を消化する働きを補ってくれるため胃の負担が減ります。掛谷医師がオススメするのが大根おろしパイナップルジュースです。パイナップル(200g)と大根おろし(大2杯)をミキサーにかけて出来上がりです。

 

胸やけする胃をリセットする方法

通常、胸やけが起こるとみぞおちの上の焼けるような痛みや胃がキリキリと痛んだり、酸っぱいものが上がってきたりといったつらい症状があらわれます。胸やけの原因は胃酸の出すぎ。その原因の多くは暴飲暴食やアルコール、刺激の強い食べ物、カフェインの摂りすぎなど胃が刺激され胃酸が出過ぎてしまうのです。その結果、出すぎた胃酸が食道に逆流して炎症を起こしみぞおちの上あたりに焼けるような痛みを引き起こすのです。胸やけが慢性化すると逆流性食道炎にまで発展。炎症を繰り返すと食道がんの原因になることもあります。

胸やけを解消するにはグラス一杯の常温の水を飲むことが効果的です。胸やけの一番の原因は胃酸が出過ぎていること。そこでグラス一杯の常温の水、または白湯を飲むことで胃酸を薄めればいいのです。ほとんどの胸やけは一杯の水を飲むことで約10分で和らぎます。ただし、胃の粘膜が胃酸で傷ついている場合があります。そのため胃の粘膜が回復するまでの約3日間はお粥やうどんなど消化の良いもので胃への負担を軽くしましょう。ただし、この時にオレンジジュースやコーヒー、アルコール、紅茶、緑茶などを飲んではいけません。これらには胃酸を出す効果があるからです。

 

胃を元気にする3つの栄養素

1、タウリン(Taurine)
タウリンはアルコールの摂取や食べすぎによって起こる胃の炎症を抑制する働きを持っています。タウリンが多く含まれる食材はイカやタコ。ただし、タウリンは焼くと約3割、煮ると約5割失われてしまうので生で食べるのがオススメです。

2、ビタミンU
ビタミンUはキャベツの汁から発見されたビタミン様物質です。食べすぎや飲みすぎなどで傷ついた胃の粘膜の再生を促進する働きがあります。キャベツに含まれるビタミンUは長い期間冷やすほど量が増えます。ただしビタミンUは熱を加えると壊れてしまいます。

3、フコイダン(Fucoidan)
モズクや昆布、わかめなどに多く含まれるヌルヌル・ネバネバの成分フコイダン。通常、胃の壁は食べ物を溶かす胃酸で胃そのものが溶けてしまわないように粘液で守られています。しかし胃の粘液はアルコールに弱いためお酒を飲みすぎると胃の壁から流れてしまいます。粘液が流れると胃の壁は胃酸に侵され炎症を起こしてしまいます。しかし、フコイダンのヌルヌル・ネバネバの成分が胃に広がって粘液の代わりに胃を守ってくれると言います。




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