腸内環境を良くする7つのこと|駆け込みドクター!

TBSテレビの「駆け込みドクター!」で腸の7つのスゴイ力SPが放送されました。腸は「第二の脳」と言われています。通常、手を上げる足を上げるなど人間のあらゆる活動には脳の指令が必要です。しかし腸だけは脳との神経を切っても活動を続けることができます。腸は独自の神経ネットワークを持っているのです。実は「脳は腸から生まれた」と言われています。生物が誕生した時、最初にそなわった器官が腸。その腸の神経細胞からできたのが脳と考えられています。つまり腸が脳の源とも言えるのです。

 

腸内環境とは?

腸内環境とはお腹の中の状態のこと。消化、吸収、排便が滞りなく行われれば良い状態、便秘や下痢は悪い状態です。では腸内環境は何によって変わるのでしょうか?それは腸内細菌のバランス。腸内細菌とは主に大腸に存在する菌のこと。その数は約1000兆個と言われています。大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けられます。その割合は善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%が良いとされています。善玉菌とは消化吸収を促進し免疫力アップや有害物質の解毒、悪玉菌の増殖を抑えるなど体に良い作用を持つ菌です。数が多いとその効果は高まります。一方、悪玉菌は腸内を腐敗させる有害な物質を作るなど人体に悪影響を及ぼす菌。多くなると免疫機能を低下させたり腸壁を傷つけ、がんなどの病気を引き起こします。そして日和見菌は良い働きも悪い働きもする菌。善玉菌が優勢であれば良い働きをし、悪玉菌が優勢だと悪い働きをします。

 

腸内環境をよくする7つのこと

1、乳酸菌の新常識
乳酸菌とはビフィズス菌に並ぶ善玉菌の代表格です。体内の余分なコレステロールを排出したり、腸の動きを活発にし悪玉菌の繁殖を防ぐなどの整腸作用があります。乳酸菌には植物性と動物性があります。植物性乳酸菌は漬け物や醤油、味噌などに多く含まれ植物の糖をエサとして増殖する菌。酸に強いため胃酸で死ぬことなく生きたまま腸まで届き高い整腸作用を持ちます。動物性乳酸菌はチーズやヨーグルトなどに含まれ牛乳などの動物のミルクをエサにして増殖する菌。動物性乳酸菌の多くは胃酸で死んでしまいます。しかし、他の善玉菌のエサになったり免疫力を向上させるなど死んでも大きな役割を果たしています。働きが異なる動物性と植物性をバランス良くそれぞれの乳酸菌を摂って腸内環境を整えましょう。

2、バナナを食べて善玉菌アップ!肌ツヤツヤ!
悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると便秘になりやすいです。便秘になると排泄できない便などの老廃物から有害物質が発生。血液中にも有害物質が増え血流が悪化すると言われています。すると血行不良による冷えやむくみ、肌荒れ、ニキビなどが出やすくなります。悪化した腸内環境を健康な状態に戻す食材がバナナ。バナナは排便を助け善玉菌のエサとなります。そのため悪玉菌を減らし善玉菌を増やす効果があるのです。

3、腸が元気で免疫力アップ!がんも予防
口から体内に入ってくるのは食べ物だけではありません。細菌やウイルスなども侵入します。その危険なウイルスなどから身体を守っているのが腸の免疫細胞です。腸は人体最大の免疫器官なのです。そのため腸には全身の6割も免疫細胞が集中しています。その免疫機能を高めるのに腸内細菌が関係しています。カギを握っているのは善玉菌です。

4、腸の元気度がわかるセルフチェック
・便秘気味、下痢気味
・おならがクサイ
・肉を食べることが多い
・野菜をあまり食べない
・ヨーグルトや乳酸菌飲料などの発酵食品はあまり摂らない
・お酒をよく飲む
・インスタント食品やファストフードをよく食べる
・豆類や海藻類、根菜類はあまり食べない
・運動不足だ
・朝食は食べない事が多い

0~3:問題なし
4~7:注意
8~10:危険

5、太る痩せるは腸内細菌で決まる!?
肥満やメタボリックシンドロームを引き起こす大きな要因は食べすぎ、運動不足、腸内細菌の変化です。アメリカ・ワシントン大学の研究では異なる腸内細菌を持つラットに同じエサを与え育てた結果、片方のラットの体脂肪がもう一方に比べ2倍にも増加したと言います。その原因として発見されたのが肥満型の腸内細菌。実は人にも同じ肥満型の腸内細菌があると言います。肥満型の腸内細菌は欧米人に多く見られます。欧米型の食生活は高カロリーで脂肪分の多い食べ物に偏りがちなため、腸内細菌のバランスが崩れやすいと考えられています。一方で肥満型の腸内細菌が少ないと言われるのが日本食。しかし、近年食の欧米化によって日本人にも肥満型腸内細菌を持つ人が増えつつあると言います。健康的な腸内環境を保つためには伝統的な和食が適していると分かってきました。肥満型腸内細菌をコントロールすることで肥満を防止する研究が進められています。

6、腸の機能がアップする美腸体操
仰向けの状態で膝を立て腰をゆっくりと上げる
この状態を10秒間キープ
下ろすときもゆっくりと(5回繰り返す)
腕を広げて深呼吸しながら立てた膝をゆっくり右に倒す
深呼吸を繰り返しながら左に倒す(2往復)

7、良質な油が腸内環境を良くする
オリーブオイルは他の油に比べてオレイン酸が多いです。オレイン酸は腸に長く留まり食べ物のカスと混ざって便の滑りを良くする働きがあります。さらにオリーブオイルに含まれるビタミンEなどは大腸がんを防ぐと期待されています。オリーブオイルの産地として有名なギリシャのクレタ島は男女ともに平均寿命が長く長寿の島として世界的に知られています。




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