大麦が血糖値の上昇を抑える&ベータグルカンの効果|あさイチ

NHK総合テレビの「あさイチ」で大麦のパワーについて放送されました。大麦はヘルシーな食材として大注目されています。人気の秘密は豊富な食物繊維。白米の20倍、玄米の3倍も大麦には含まれているのです。また大麦には野菜では補えない特別な食物繊維も含まれています。

 

今から7年前、当時刑務所の医務官だった医師が驚きの論文を発表しました。福島刑務所に入所していた糖尿病の症状がある109人を調べたところ、約8割の入所者の症状に改善が見られたというのです。これは麦ご飯の影響でした。論文によると、こうした食事を続けていたところインスリン注射をしていた18人中5人が注射をやめることに成功。そして薬による治療をしていた34人中17人が薬をやめることが出来たというのです。徳島大学病院糖尿病対策センターの船木真理センター長によると、糖尿病患者では麦ごはんに多い食物繊維が血糖値の上昇を抑える効果が期待できるそうです。

 

大麦には水溶性食物繊維の一種であるβグルカンという成分が含まれています。ベータグルカンはお腹の中で水に溶けると粘度が高くなりネバネバします。食事をすると食べ物のデンプンが分解され血液中の糖が増えます。するとインスリンが出て糖が体内の組織に取り込まれます。しかしインスリンの働きがあまり良くないと糖を処理しきれず血糖値が高くなってしまいます。一方、大麦が腸で消化されると含まれていたベータグルカンがネバネバの状態になり、腸の中をゆっくりと進み糖もゆっくりと血液中に取り込まれます。するとインスリンの働きが良くない人でも糖を処理することができ、血糖値が上がりにくくなるのです。このβグルカンの効果は病院でも注目されています。東京慈恵会医科大学附属病院では月に4回だしていた麦ごはんを今年1月から毎日昼食で出すようにしました。患者さんからの評判も上々です。

 

おいしい麦ごはんの炊き方

1、押麦3:白米7(お米はもっちりよりもパサついた品種がおすすめ)
2、浸水時間は2時間
3、蒸らし時間は白米よりも5分長くする




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