世界一のハニーハンター・グルン族|地球イチバン

NHK総合テレビの「地球イチバン」で世界一のハニーハンター~ネパール・ヒマラヤ~が放送されました。

 

標高6993mヒマラヤの名峰マチャプチャレ。ここに世界のグルメが憧れる幻の食材があります。山に咲く花々が生み出す宝石ヒマラヤハニーです。世界で一番手に入りにくい蜂蜜の一つと言われています。年に2度、満月の朝、断崖絶壁に山岳民族グルン族の男たちが挑みます。山に命をかけてきたグルンのハニーハンター。世界の食通が彼らの帰りを待っています。

 

11月上旬、カダルジュン村は稲刈りの真っ盛り。村に暮らすのはグルン族と呼ばれる山岳民族、約100人。村人の尊敬を一身に集めるハニーハンターのリーダーはミン・バートルさん(66歳)。崖にいくつも点在する黒い塊が蜂の巣です。中にいるのは世界最大の野生のミツバチ「ヒマラヤオオミツバチ」です。毒の量も多く刺されると2日ほど体が動かなくなることもあると言います。蜂蜜が採れるのは春と秋の2回。春はシャクナゲの蜜を含み少し苦味があります。秋はヒサカキの蜜を多く含みます。濃厚な甘みと芳醇な香りで世界のグルメを魅了してきました。無事にたくさんのハチミツが採れるようハンティングはグルン族にとって聖なる日に行われます。春と秋の満月の日です。

 

ハニーハントのメンバーはミン・バートルさんを入れて10人。平均年齢は52歳です。梯子を使い崖に登るのはミンさんただ一人。残りのメンバーはサポートに徹します。リーダーには高い梯子の上で蜂と戦う技術と勇気が求められます。採れたハチミツはまず村人全員で分け、残りはお金にかえます。その額は年平均10万ルピー。約10万円です。自給自足の村の人々にとって大きな現金収入です。それを村の公共事業に使ってきたと言います。

 

ハチミツ採りではまず崖下から火を焚き煙で蜂を追い出します。続いて崖の上からロープを投げ梯子につなげ上へ引き上げます。ミン・バートルさんは上から梯子でおりハチミツを取ります。はちみつの量は多くても少なくても巣の半分を残すのがハンターの掟です。そうすればまた来年、蜂が同じ場所に戻ってくるからです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい。管理人からの返信はありませんのでご了承ください。