8つ子を出産したナディア・スールマン|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」でお腹周り160cm、巨大腹の秘密が放送されました。2009年1月、アメリカのロサンゼルスでナディア・スールマン(33歳)の出産が大きな注目を集めていました。

 

2008年10月、カイザーパーマネント・ベルフラワー病院にナディア・スールマンは1人で現れました。この時点で妊娠4ヶ月。彼女のお腹の大きさに家族は心配していました。妊娠7ヶ月になると一人では歩けない程お腹が大きくなっていました。こんなに大きなお腹になったのは7つ子を妊娠していたからでした。7人の赤ちゃんはそれぞれが独立して羊膜にくるまれ、へその緒で母体と繋がっていました。病院側は母子の安全を考え、初期の段階で子供の数を減らすべきだと説得していましたが、ナディアは同意しませんでした。赤ちゃんが大きくなりすぎると母体がもたないので、2009年1月に通常より9週早く妊娠8ヶ月で出産することになりました。帝王切開による出産。信じられないことにナディアのお腹には8人の赤ちゃんがいました。8人全員が無事に育てば世界初の快挙となります。取材に来ていたメディアはこの嬉しいニュースに騒然となりました。母のナディアは一躍時の人となり8つ子の母を意味する「オクトマム」の愛称をつけられ全米のママさんアイドルになりました。しかし、その祝福ムードは急激にトーンダウンすることになりました。

 

メディアが取材をすすめると8つ子は体外受精でナディアはシングルマザー、現在無職であることが分かったのです。体外受精は不妊治療として行われる方法ですが、通常1つないし2つの胚を子宮に戻します。8つ子となるとそれ以上の数の胚が子宮に戻された可能性があったのです。しかもナディアには8つ子以外にも6人の子供がいて、全て体外受精での子供でした。

 

ナディアは1975年ロサンゼルスで生まれ一人娘として何不自由なく育てられました。大学に進学すると恋人ができましたが、あまり長続きしませんでした。それはナディアがすぐに子供を望むからでした。大学卒業後、精神科の看護アシスタントとして働き始めたナディアはマルコスという男性と付き合い始めました。マルコスはナディアの早く子供が欲しいという想いを受け入れてくれ1996年に結婚。ナディアは妊娠しましたが、流産してしまいました。2度目の妊娠は子宮外妊娠。ナディアは2度の子宮外妊娠を含む3度の流産を経験。子宮内膜症だったのです。2人の子供に対する考えのずれから3年あまりで結婚生活は終わりを告げました。再び両親と暮らし始めたナディアですが、まだ子供を持つことを諦めていませんでした。

 

1999年にナディアは不妊治療クリニックを訪れました。そこで勧められたのが体外受精。ナディアは学生時代最初に付き合った彼が提供者になってくれ体外受精が成功し妊娠しました。2000年5月に長男のエライジャが誕生。その後再び体外受精をして2002年に長女アミーラを生み、2003年には二男ジョシュア、2005年には三男エイダンとたて続けに出産しました。体外受精は1回100万円以上もかかります。ナディアはかつての職場で患者に殴打されたため一時障害者手当を受給していました。さらにシングルマザーとして子育てする給付や子供健康障害の給付があり、あわせると年間400万円ほど収入があったのです。それでも足りず友人から借金してまでも体外受精を行っていました。2006年には双子のケイリブとアリッサを出産。2008年にまた体外受精を行いました。その時にナディアは全ての胚を一度に子宮に戻すように要求したのです。母体に危険な程の数の妊娠になったら減胎手術を行うという約束のもと胚移植が行われました。そしてナディアは8つ子を妊娠。医師との約束である胎児を減らすことを守らず、そのまま8つ子を出産しました。彼女は「宿った命を大切にしたかった」と主張しました。一方、ナディアに体外受精をした医師はガイドラインを守らなかったとして医療協会から追放されました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい。管理人からの返信はありませんのでご了承ください。