世界一毛深い少女|不可思議探偵団

日本テレビの「不可思議探偵団」でタイに住む世界一毛深い少女について放送されました。彼女は2011年度ギネス世界記録にもっとも毛深い10代の少女として登録されました。

 

世界一毛深い少女はタイのバンコクノーイに住むスパトラ・サスファンちゃん(10歳)です。ニックネームはナット。髪の毛とは明らかに毛質の違う栗色の毛で顔全体が覆われています。明るく活発なナットちゃんは街でも大の人気者です。去年ギネス世界記録をとってからはすっかり有名人で家族で一緒に買い物に出掛けると写真を求められることもしばしばです。

 

スパトラ・サスファンちゃんは生まれた時から体のいたる所に毛が生えていました。彼女はアンブラス症候群という極めて稀な先天性多毛症です。アンブラス症候群は別名「狼ヒト症候群」とも呼ばれています。アンブラス症候群は額やまぶたなど顔全体や肩から過度の毛が生える病気です。発症の原因は発毛の調節に関わる遺伝子に変化が起こり、本来毛が生える事のない部分にも過剰に毛が生えるものと考えられています。アンブラス症候群をかかえている人は世界で約40人と珍しい病気です。メキシコに住むラモス・ゴメス兄弟も世界一毛深い兄弟としてギネスに登録されています。アンブラス症候群が初めて見つかったのは1648年。しかし症例が少なくいまだに有効な治療法はありません。

 

ナットちゃんの家族は医師から唯一の治療法としてレーザーを薦められました。レーザー治療とは肌に特殊なレーザーをあて発毛組織を破壊する方法。わずか2歳のナットちゃんに麻酔がかけられ4時間におよぶ大手術が行われました。治療後ナットちゃんの顔は腫れ上がり、数日後には再び毛が生え始めました。レーザー治療は効果があらわれるまで繰り返すことが必要です。しかしナットちゃんが手術後痛がったため、家族はそれ以上の治療は断念しました。

 

ナットちゃんが学校に通うようになると「モンキーフェイス」とからかわれるようになりました。ナットちゃんは学校に行くのを辞めました。しかし、ナットちゃんは再び学校に行くことを決意しました。懸命に学校に通うナットちゃんの姿に、いつしか彼女の容姿を笑う人はいなくなりました。勉強もトップクラスで運動神経も良いナットちゃんは今はクラスのリーダー的存在だそうです。




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