便失禁と排便機能外来|たけしのみんなの家庭の医学

テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」尿&便トラブルを解消する新事実SPで便失禁について放送されました。ある調査によると、ちょっとしたひょうしに便が漏れてしまう便失禁に悩む人は全国に約500万人いると言います。誰にも言えずに悩んでいる人も多いことから、この数字も氷山の一角に過ぎないかもしれません。そんな便失禁の専門外来があるのが埼玉県さいたま市にある指扇病院に設立された排便機能外来です。実は一口に便失禁と言っても、その症状の出方も原因も様々。最も多いとされているのが加齢により肛門の筋肉が緩んでしまうことで漏れてしまう便失禁です。さらに、過度のアルコール摂取などで便が柔らかくなりすぎて漏れてしまう便失禁や、がんをはじめとする病が原因の便失禁など原因は様々。そのため従来の病院の診療科では対応しきれず、便失禁の原因を特定することが難しいとされてきました。そこで指扇病院は2013年6月に、あらゆる便の症状を専門的に扱う排便機能外来を設立したのです。

 

便失禁のタイプは大きく2つに分けられます。1つ目は便意を感じずに、いつの間にか便を漏らしてしまう漏出性便失禁。もう1つは便意を感じるものの我慢ができず便を漏らしてしまう切迫性便失禁です。そしてこの2つの便失禁に共通する主な原因は肛門の筋肉です。肛門の周囲には意識しなくても肛門を締めてくれる内肛門括約筋と、意識する事で肛門を締める外肛門括約筋という2種類の筋肉があります。

 

排便機能外来では内肛門括約筋が弱った人には投薬治療、外肛門括約筋が弱った人には筋肉を鍛えるバイオフィードバック療法が行われているそうです。さらに新たな治療法が仙骨神経刺激療法。これは排便を司る仙骨神経に電気刺激を与え、排便の機能を回復させる最新治療です。