エピグナーサス・テラトーマ|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」顔面再生スペシャルで巨大な腫瘍エピグナーサス・テラトーマについて放送されました。

 

アメリカ・マイアミでスクールバスのドライバーをしているキンバリー・ロビンソン(35歳)は3人の子供がいて、さらに赤ちゃんを妊娠していました。しかし、定期健診で赤ちゃんの顔に影があることが分かりました。大きな病院でMRI検査をするとエピグナーサス・テラトーマであることがわかりました。テラトーマとは奇形腫のこと。この腫瘍は人間の体を形成する上で卵子や精子のもとになる胚細胞が誤った場所で成長したものです。それは体のあらゆる部分で成長し胎児の場合は血液を吸い取り心不全を引き起こして命を奪うこともあります。大人になってから見つかる場合もあり、悪性の腫瘍なら命を落とすこともあります。原因は一切不明。成長した腫瘍の中には血管や髪の毛、歯などが含まれることもあります。胎児の奇形腫には良性のものが多いですが、キンバリーの赤ちゃんの場合は腫瘍が口の中で巨大化していました。口腔咽頭にできた奇形腫をエピグナーサス・テラトーマといいます。通常、胎児は4ヶ月ごろからミルクを飲む練習のために羊水を飲みます。しかし、口の奥を腫瘍で塞がれた胎児は羊水を飲むことができません。このままでは羊水が増え早産を引き起こし母体と胎児の命の危険がありました。

 

通常、胎児は産まれるとすぐに肺呼吸を開始し、へその緒からの酸素供給を停止します。しかし、キンバリーの場合、腫瘍が口の中を塞いでいたため呼吸が出来ず窒息死してしまう可能性もありました。医師は中絶も考えた方がいいと言いましたが、キンバリーは産む決心をしました。しかし、出産に反対した夫は出て行ってしまいました。週に1度、お腹にたまってしまう羊水を1時間かけて取り出しましたが、それは激痛を伴いました。キンバリーは女手一つで3人の子供を育て、生まれる直前まで仕事を続けました。

 

出産は妊娠37週に帝王切開で行われることが決まりました。帝王切開で赤ちゃんは無事生まれ、3940gの男の子でした。赤ちゃんの口から出た腫瘍は1キロにもなっていました。腫瘍の切除手術は無事成功。それから2年、赤ちゃんは心配された障害もなく無事に成長しています。




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