セロトニントランスポーター遺伝子|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」DNAスペシャルでポジティブ遺伝子について放送されました。

 

ニュージーランド・オダゴ大学教授のリッチー・ポールトン博士は、1972年生まれの1037人を調査し成長過程での精神状態や人生の選択との関連を調査しました。すると、ある遺伝子がストレスに対して大きな影響を及ぼしている結果がでました。それが「セロトニントランスポーター遺伝子」です。23対ある染色体の17番にあるこの遺伝子は、神経伝達物質セロトニンに関係しています。セロトニンは怒りや幸福感といった感情に関わりが深く、セロトニンの値が低いとうつや不安行動といった症状に結びつく傾向があります。セロトニントランスポーター遺伝子にはL型とS型という2種類があり、人によってSS型、SL型、LL型の3種類に分けられます。セロトニントランスポーター遺伝子をLL型で持っている人はストレスを感じるであろう状態にあっても他の組み合わせに比べて精神的に安定している傾向があるそうです。LL型の人は前向きな人が多く、どんな苦しい時でもポジティブに対応する能力が高いのです。

 

アメリカ・オクラホマ州ダンカンに住むシンディー・ブローダスさんはある日、全身に硫酸をかけられてしまいました。ひどい火傷を負ったにも関わらずシンディーはいつも前向きでした。ヤケドの後が生々しく残った自分の顔を見ても「治療で前より美人になったりして」などと言っていました。退院後、顔を中心に再建手術が繰り返され、ヤケドの後も少しずつ目立たなくなりました。すると、顔の再建手術を途中でやめました。シンディーは火傷の残る顔で生きていくことを決心したのです。硫酸をかけた犯人は見つからず、シンディーは再発防止のためテレビに出ることを決意。シンディーがこんなにまで前向きに生きていけるのはセロトニントランスポーター遺伝子の働きによるものかもしれません。シンディーは熱心に社会活動に取り組みオクラハマ州では陸橋などから物を投げると重罪という、彼女の名前をとったシンディー・ブローダス法が作られました。番組でシンディー・ブローダスさんの遺伝子を調べてみるとLL型でした。




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