隣人戦争|アンビリバボー

フジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」で隣人戦争について放送されました。

 

1979年、栃木県某市の隣合う新築の家を2つの家族が同時に購入しました。2つの家は間取りも広さもよく似ていました。どちらも夫婦と一人息子の3人家族。夫の勤務先も同じ大手の機械メーカー。なにかと共通点の多い家族でした。2人の主婦は仲良くなり、朝10時頃には本橋家の妻が田島家を訪ね昼までおしゃべりする日々が続きました。仲の良さは地元でも有名でした。

 

ところが、親しくなればなる程、遠慮がなくなっていきました。本橋家の妻が田島家にいる時間はだんだんと長くなり昼食まで留まるのは当たり前のようになりました。そして隣人としての付き合いが3年目をむかえたある日、本橋家の妻が田島家の郵便物まで見るようになっていたことが発覚。このことがきっかけで2人は険悪な関係になりました。そして、2人は見栄の張り合いを始めました。ガーデニングが趣味だった田島家の妻が新しい花を植えれば、本橋家の妻も同じように花を植えました。片方がマイカーを購入すると、もう一方も車を購入するなど、互いの存在を常に意識していたのです。

 

隣人関係が15年目に入ったある日、本橋家の妻がくも膜下出血で倒れました。後遺症により右半身不随になってしまいました。本橋家の妻の寝室は、田島家のリビングと接していたため田島家のテレビの音や話声が筒抜けでした。さらに60歳で定年退職を迎えた本橋家の夫が1日の大半を家で過ごすようになると、隣の布団を叩く音が気になるように。本橋家の夫が布団を叩く時間をずらすように言ってきたので、田島家の妻は布団を叩く時間をずらすようにしました。それでも本橋家の苛立ちは収まらず隣人戦争は泥沼化しました。

 

2001年7月、ついに恐ろしい事件が起こってしまいました。朝7時、ゴミ出しをした田島家の妻が家に戻ろうとすると本橋家の夫が運転する車がつっこんできたのです。田島家の妻はショックで脳梗塞を起こし2週間の入院を余儀なくされました。田島家の夫は引っ越しても良いと言いましたが、妻は逃げたくないと意地を張りました。

 

本橋家の夫は2軒の間に2mを超す塀を立て視界を遮りました。一方、田島家の妻は玄関先に4台の防犯カメラを設置。2002年7月4日、本橋家の妻は数年前に発症したがんが悪化し全身に転移。前の日から入院していて家には夫一人でした。午後1時、田島家のベランダでは布団叩きが行われていました。本橋家の夫は窓ガラスを割って田島宅へ侵入し、散弾銃で田島家の妻を殺したのです。さらに銃弾の音に驚き近所の家から飛び出してきた田島家の妻の義妹にも発砲しました。事件の1ヶ月前、本橋家の夫は趣味のクレー射撃をする名目で警察で猟銃所持許可を取得していたのです。そして本橋家の夫はその場で自殺しました。




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