先天性大たい骨短縮とイリザロフ法|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」奇跡の医療スペシャルで右足だけが伸びない少年について放送されました。

 

1998年、イギリス・ブラックプールに住むジネット・マッケンジー(24歳)はマイケルを出産しました。しかし、マイケルは右足が左足の半分の長さしかありませんでした。先天性大たい骨短縮という病気でした。先天性大たい骨短縮とは、何らかの原因で大たい骨(太ももの骨)が極端に短くなる疾患です。成長と共に左右の足の差は40cmにもなると医師に言われました。治療法は短い右足を左足の膝上の長さで切断し義足で生活するというものでした。

 

もう一つ、イリザロフ法という骨折が治る時の体のメカニズムを利用した治療法もありました。骨折すると、くっつこうとする骨の間に仮骨という柔らかい骨が作られます。この原理を利用し骨を折り、仮骨が柔らかい状態の時にひっぱることで骨を伸ばす治療法です。しかし、マイケルの場合のばさないといけない大たい骨が非常に小さくイリザロフ法は難しいというのが医師の判断でした。

 

ジネット・マッケンジーはイリザロフ法をやってくれる医師を探すためイギリス中を探しましたが見つからずドイツ、フランスと探し、ついにアメリカのブリストル小児病院のドロール・ペイリー博士と出会いました。2003年、ジネット・マッケンジーとマイケルはアメリカのメリーランド州へ。1度目の手術で7cm伸ばし、2度目の手術で8cm伸ばし、3度目の手術で6cm伸ばす手術を行い合計21cm伸びました。そして去年さらに10cm伸ばす手術に成功し、両脚の差はわずか7cmになりました。

マイケルは今13歳になり、支えなして1人で立てるようになっていました。7cmの差はつま先立ちにすれば補えるようになりました。そんなマイケルの将来の夢は医師になることだそうです。




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