体が勝手に動く謎の奇病|アンビリバボー

ニューヨーク郊外を中心に、女子高生たちの間で謎の病が広がっています。2011年12月、ロリ・ブラウンネルは、この謎の病を多くの人に知ってもらうため自らの様子を動画サイトにアップしました。自分の体が勝手に動いてしまうといいます。

 

この謎の病を発症したのはロリ・ブラウンネルだけではありませんでした。同じ症状を訴える女子高生が続出。現在、この病を発症しているのは17人と言われています。そのうちの15人が特定の街の学校に集中しています。さらに、15人のうち14人が女子高生だったのです。謎の病の原因を究明しようと、現場には連日マスコミが殺到しています。

 

騒ぎの舞台となっているのは、ニューヨーク郊外にあるリロイという街です。2012年1月、州衛生局が学校で説明会を開催。その説明会では専門家の治療を受け女子高生たちは順調に回復していると言っていました。しかし、街の人たちは女子高生たちの症状は治っていないと言います。

 

環境活動家のエリン・プリコビッチは、謎の病の原因は科学物質にあると訴えています。1970年12月、リロイで貨物列車脱線事故が発生しました。約1トンものシアン化合物とトリクロロエチレンが流れ出し土壌を汚染したのです。

 

1月28日、エリン・プリコビッチは、自らリロイを視察に訪れました。その後、本格的に調査がスタート。42年前の貨物列車事故と毒物汚染が改めてクローズアップされたのです。事故現場一帯の広大な敷地は今も立ち入り禁止になっていて、汚染された土壌の除染作業がされています。

 

列車事故の後、付近の井戸から猛毒のトリクロロエチレンが検出されていました。トリクロロエチレンは飲み水や空気中から体内に吸収され、中枢神経や内臓に影響を及ぼす危険性があります。これにより51ヶ所もの井戸が閉鎖。使用が認められた井戸にも浄化装置が取り付けられました。事故現場の近くに流れている小川はリロイ中等学校の側まで続いています。

 

しかし、学校側は病気と化学物質は無関係とし、敷地内での調査を拒絶しています。地元の精神科医ラスズロ・メシュラーによると、この一週間でさらに4人の患者が来たそうです。

 

インターネットに自分の動画をアップしたロリ・ブラウンネルとアリシア・ニコルソンは、リロイの町の住人ではなく、400キロ離れたコリンズという街の女子高生です。2人はソフトボールの遠征試合でリロイのホテルに滞在した後に謎の病を発症しました。

 

リロイに住むマージ・フィッツシモンズ(37歳)もまた奇病を発症しています。マージが発症したのは女子高生たちよりも早い2010年10月。医者はストレスが原因だと言い治療をしたものの良くなりませんでした。マージさんは小さい頃、採石場でよく遊んでいたことを思い出したそうです。採石場は事故現場の近くにあります。

 

2月11日にエリン・プリコビッチによる調査結果が発表されました。調査によると、学校や発症した女子高生たちの自宅付近からトリクロロエチレンは検出されなかったそうです。

 

地元の精神科医ラスズロ・メシュラーは、この奇病を集団ヒステリーなのではないかとも考えているようです。しかし、真相はまだ分からないままです。

 

「奇跡体験!アンビリバボー」
全米が騒然!体が勝手に動く謎の奇病



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