1億円を拾った大貫久男は今…|爆報!THEフライデー

1980年4月25日、日本中の注目を集めたのがトラック運転手の大貫久男(おおぬきひさお)さんです。大貫久男さんを一躍有名にしたのは銀座3丁目の昭和通り沿いで偶然拾った風呂敷包み。その中には現金1億円が入っていたのです。

当時の法律では時効期限6ヶ月を過ぎると1億円は大貫久男さんのものに。すると、大貫久男さんのもとには根拠もなく落とし主を名乗る人物たちが現れたり、嫉妬や妬みから「殺す」などといった大量の脅迫文が送られる事態になりました。

そこで大貫久男さんは自家製防弾チョッキを着ることにしました。さらに、期日まで2ヶ月を迫るとガードマンを雇いました。またガードマンを3人に増員。そして時効期限の6ヶ月をむかえ1億円を手にしました。

1億円を受け取る時はカモフラージュのため黄色いジョギングスタイルに。報道陣の度肝を抜きました。1億円を手にした日本一ラッキーな男として大貫さん騒動は社会現象となりました。

大貫久男さんは2000年に心筋梗塞で他界していました。

大貫久男さんの親族がタカダ・コーポレーションの大貫幹枝(おおぬきみきえ)さんです。大貫幹枝さんは財布を10個以上拾ったことがあると言います。そんな幹枝さんはLINEスタンプで年収1000万円を稼いでいるそうです。何となく趣味で描いていたイラストが会社の目にとまり、よしもと芸人のスタンプを作ったところ大ヒット。年収1000万円を稼いでいます。

幹枝さんによると、大貫久男さんの1億円は税金で3300万円もっていかれ、残りの6700万円で墨田区に4000万円のマンションを購入。残りの2700万円は子供3人の学業資金や結婚資金にあてたそうです。

大貫久男さんは1億円を手にした後もトラック運転手の仕事を続け、決して贅沢をすることもなく大好きな釣りだけを楽しみにつつましい生活を送ったと言います。

大貫久男さんはお金に翻弄されることなく、幸せで堅実な人生を歩んだのです。

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