強迫的ため込み症|世界まる見え!

日本テレビの「世界まる見え!テレビ特捜部」でイギリスのゴミ屋敷について放送されました。

 

イギリス・サリー州ウェストコットはイギリス全土で開催される美しい街コンテストの常連です。ところが、一軒だけおかしな家があります。庭にはボロボロの車が18台、ポリ袋や木材などめちゃくちゃなゴミ屋敷です。このゴミ屋敷に住んでいるのはリチャード・ウォレスさん。リチャードさんは「中には大事なものしかない」と言います。家の中には新聞紙が散乱し、天井近くまで積み上げられているので這ってしか移動することができません。この新聞紙もリチャードさんは記事をスキャンしてコンピュータに入れるためにあると言います。

 

しかし、あまりの汚さにリチャードさんと地域住民との対立が深まっています。近隣住民たちは目障りなゴミ屋敷を隠そうとリチャードさんの家の周りにフェンスを立てたり、街の自治体によるゴミの強制撤去に乗り出したこともあります。しかし、リチャードさんは裁判所に訴え他人による清掃の禁止が決定されました。これはイギリス全土で報道されるほどのニュースとなりました。

 

リチャードさんは6年前に母親を亡くし、その頃から急激に物を溜め込むようになったそうです。そんな彼の状態を見て病気だと疑う人も少なくありません。そこで番組は臨床心理学者のスティーブ・ケレット博士に診断をしてもらっていました。スティーブ博士に「重度の強迫的ため込み症」だと言われていました。強迫的ため込み症とは、「いつか役に立つかも知れない」などといった強迫観念にとらわれ、価値のないものでも溜め込んでしまい生活に支障が生じている症状を言います。医者には自分は病気じゃないと言いはったリチャードさんですが、「今のままでは亡くなった母に顔向けできない、こんな生活からは抜け出さなくては」と言っていました。数日後、リチャードさんは庭の片付けを始めました。しかし一人で片付けるには大変すぎる量です。近くに住む人たちが片付けを手伝ってくれることになりました。「今まで迷惑をかけて申し訳なかった」とリチャードさんは言っていました。




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