フォーラーネグレリア 致死率ほぼ100%の殺人アメーバ|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で殺人アメーバについて放送されました。

 

2011年、アメリカ・ルイジアナ州に住むジェフ・アレンは地元の大学に通う学生です。6月のある日、ジェフ・アレンは体調が悪くなりました。高熱、頭痛、激しい吐き気にみまわれ病院へ。病院では髄膜炎が疑われ、検査の結果髄膜炎であることが判明しました。髄膜炎は種類により薬が違うため、ジェフの脳脊髄液が培養され、その間ジェフには抗生剤が投与されました。しかし、ジェフは意識障害が起き、緊急手術が行われました。ところが、体調不良を訴えてからわずか4日で亡くなりました。

 

ジェフ・アレンの脳脊髄液から殺人アメーバ「フォーラーネグレリア」が見つかりました。フォーラーネグレリアは河川や湖など淡水に生息するアメーバで、温かい水を好みます。フォーラーネグレリアによって発症するのが原発性アメーバ性髄膜脳炎。フォーラーネグレリアは鼻からしか感染せず侵入すると粘膜から嗅神経に沿って髄膜へ進み急激に増殖して脳細胞を破壊。感染から死亡まではわずか1~2週間で、ほぼ100%命を奪う恐ろしい感染症です。

 

2007年にフォーラーネグレリアで死亡したのは、フロリダ州で3人、テキサス州で2人、アリゾナ州で1人。患者たちはいずれも河や湖で遊んだ時に感染し、中にはプールで感染した人もいました。殺人アメーバ発生の原因として考えられたのは地球温暖化。湖などの水温が上がり殺人アメーバにとって理想的な環境が出来上がったと思われたのです。

 

ジェフ・アレンの死はすぐにルイジアナ保健病院局に伝えられました。両親の話からは感染した場所を特定することは出来ませんでした。局員たちは公園や池など殺人アメーバに接触しそうな場所を調査しましたが、発見することはできませんでした。その後、フォーラーネグレリアの感染が原因で子供2人が死亡。この2人は湖や川で遊んだことが原因と判明しました。一方でジェフの原因は分からないままでした。そして、12月には51歳の女性がフォーラーネグレリアが原因で死亡。感染源は分かりませんでした。

 

ジェフと51歳の女性の家のありとあらゆる水を調べたところ、ジェフの家の温水器からフォーラーネグレリアが検出、51歳女性の家はバスルームの排水溝などから検出されました。専門家によると、殺人アメーバは空気中に仮眠状態で漂っていることがあり、その殺人アメーバが放置され温まった水に入ったことで活動を開始。微生物をエサに増殖したと考えられました。

 

ジェフと51歳の女性の共通点は同じ鼻洗浄器を使っていたことでした。鼻洗浄器は蒸留水や殺菌された水を使わなくてはいけませんが、2人は水道水を使用し、使用後もきちんと洗浄せずに何度も鼻洗浄を行っていたのです。鼻洗浄器により殺人アメーバが脳に侵入し髄膜脳炎を引き起こしたのでした。これをうけてルイジアナ州保健病院局は警告を発しました。その後、鼻洗浄器からの感染は報告されていません。




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