ドライシンドローム|シンドロームX

TBSテレビの「最新人体ミステリーシンドロームX」でドライシンドロームについて放送されました。

 

2007年、神奈川県横浜市に住む建部良子(たてべやすこ)さん(74歳)はある日、ご飯が美味しくないと感じました。一年後、すっかり痩せた建部さん。夫と娘はがんだと思い、病院へ連れていきました。しかし、いたって健康でした。長時間話すと口が乾き、頻繁に水分を補給しなければならない状態に。たまたま自分と同じ症状の女性を新聞記事で読み鶴見大学歯学部へ。そこで斎藤一郎教授からドライシンドローム(乾燥症候群)と診断されました。ドライシンドロームは全身的に乾燥症状を引き起こす現代病として女性に多く起きるのが特徴の病です。ドライシンドロームは目が乾くドライアイ、口が乾くドライマウス、皮膚が乾くドライスキン、膣が乾くドライバジャイナといった4つの症状の総称。本来潤いが必要な部分が乾いてしまうのです。その原因はストレス、薬の飲みすぎ、食生活の変化、更年期障害などが考えられます。建部良子さんはその中でも口が乾くドライマウスと診断されました。ドライマウスになると舌の表面にひび割れや雑菌の繁殖が生じることもあります。人間が1日に分泌する唾液量は通常1.5リットルですが、重度のドライマウス患者はほとんど出なくなります。だ液の分泌量は自分で簡単に調べることが出来ます。

 

唾液の分泌量の調べ方

1、事前に重さを計ったガーゼを口に含む
2、2分間しっかりと噛み続ける
3、ガーゼを計測して唾液量を調べる

 

現在81歳になった建部良子さんは、最近は唾液がなくても食べられる麺類を摂ることが多くなったと言います。唾液は口の中の粘膜を保護しており減少すると舌にある味のセンサー味蕾(みらい)が傷つき味覚に障害が出ます。また、唾液が少なくなると舌の表面が黒く変色する黒毛舌(こくもうぜつ)という病気にかかりやすくなります。細菌の増殖が原因の一つとされています。唾液には抗菌作用をもつ酵素ヘロキシターゼが含まれており、雑菌や虫歯の繁殖を防ぐ役目を果たしているのです。ドライマウスは簡単に改善されることはないと言います。




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