ニートの実態|たけしのニッポンのミカタ

テレビ東京の「たけしのニッポンのミカタ」でニートの実態について放送されました。推定63万人いると言われているニート(若年層無業者)。職場環境を取り巻くネガティブなイメージも彼らを働くことから遠ざけています。そんなニートたちの思いを象徴する言葉が「働いたら負け」です。今の世の中、働かなくてもそれほど食うには困らない、アクセク働いたところで得られるものは何もないと彼らは言います。

 

東京都内の実家で暮らす千葉匠(ちばたくみ)さん(27歳)は2年前まで正社員として働いていました。キツイ仕事、安い給料、見えない将来に見切りをつけ会社を辞めました。千葉匠さんは「会社からしたら1人の社員は兵隊みたなもの。使うだけ使ったらすぐ切り捨てられる」と言っていました。働く同世代に対しては「よく安月給で働くよな」と言っていました。しかし、千葉匠さんのように働かないことをあえて選んでいるニートばかりではありません。

 

神奈川県で両親と暮らす松岡夏生(まつおかなつき)さん(25歳)はこれまで一度も職についたことがないニート歴5年です。松岡さんが働かない理由は、ネット上の意見で会社に対し良いことを聞かないことによる社会に対する不信感です。松岡さんは朝10時に仕事に向かう両親を送り出すとオンラインゲームをします。見知らぬパートナーと協力して敵を倒します。ネットを通じてなら人と関わるのも怖くないそう。午後1時にインスタントラーメンを作ります。午後2時、ゲームに関する見知らぬ人からの質問に丁寧に答えます。幼い頃、将来はゲーム関係の仕事に就きたいと考えていたと言います。しかし、中学生の時イジメにあったことで人生が変わりました。人と関わらず目立たなく生きていく術を身に付けたのです。大学に進学したものの集団生活に馴染めず3年で中退。気づくとニートになって5年が経ちました。望むものがないため、働く必要がないのだと言います。恋愛にも仕事にも興味がないわけではないのですが、ネットの世界しか知らない松岡さんは傷つくことが怖くてたまらないのです。そんな松岡さんの事を心配している友人が堀泰樹さん(25歳)です。中学時代の同級生で今も時々訪ねてきます。堀さんもしばらくの間ひきニートだったので、なんとなく気持ちが分かるのだと言います。現在、堀さんはIT関連の会社の正社員として働いています。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい。管理人からの返信はありませんのでご了承ください。