渡邊高志 がん、リウマチにも効く植物を探すプラントハンター|夢の扉+

TBSテレビの「夢の扉+(ゆめのとびらぷらす)」でプラントハンター渡邊高志さんについて放送されました。

 

38万種とも言われる地球上の植物。そこから抗がん剤などの薬や化粧品が作られてきましたが、いまだ利用されていない多くの植物があると言います。そんな可能性を秘めた植物を世界中から探し出すプラントハンターが高知工科大学教授の渡邊高志(わたなべたかし)さん(54歳)です。現在、渡邊高志さんが採取した植物でエイズウイルスに有効な薬の開発がアメリカの大学と共同で進められています。

 

渡邊高志さんが3月に訪れたのは台湾。ターゲットはリウマチや花粉症に効果があると言われているタキサスです。現在主に中国でしか採取されていないため、その存在は貴重です。台湾でタキサスが見つかれば、より多くの患者に届けることが出来ます。台湾でタキサスは見つかったものの木材として違法な伐採がされ絶滅の危機にありました。

 

渡邊高志さんは大学生の時、プラントハンターだった恩師・泉宏昌さんと出会いました。植物を求め、世界中を飛びまわる生き方に憧れ、23歳の時にヒマラヤの国々で植物探索を始めました。植物の持つ力を人々に役立てたいと。険しい山々を歩き回り採取した植物は約700種類。それらに、どんな成分が含まれているのか一つ一つ調べていきます。気が遠くなるような地道な作業を繰り返しました。5年が過ぎた頃、出合ったのがヒマラヤ産リンドウ。人間の肌を保護する作用に大手化粧品メーカーが注目。日焼け止めクリームに利用して発売すると押しも押される大ヒット商品になりました。

 

そんな渡邊高志さんが今力を入れているのが従来のプラントハンターの枠を超えた取り組みです。きっかけはネパールでの衝撃の体験。幼子を連れた男が「あなたの財布と娘を交換してくれませんか?」と声を掛けてきたのです。山の中で生活していくことの大変さを知りました。日焼け止めに有効なヒマラヤ産リンドウの育て方を現地のネパール人に教え、それを日本の化粧品メーカーが買い取ることで彼らが収入を得られるシステムを作りました。そして貧しかった人たちに笑顔が生まれたのです。




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