老婆のような顔になった26歳のフォンさん|サイエンスミステリー

フジテレビの「サイエンスミステリー2012見えざる禁断の世界Ⅱ」でたった2年で老婆の顔になった26歳の美女について放送されました。

 

ヴェトナムに住むフォンさん(26歳)はたった2年で老婆のような顔になってしまいました。アメリカの調査によるとフォンさんの病名は皮膚弛緩症。後天性の皮膚弛緩症の患者は世界でも100人にみたない難病です。フォンさんの肌はエラスチンという物質が減っていました。皮膚組織の大半を占めるのはコラーゲンで、固く柱のように肌を支えています。その周囲をとりまくのがエラスチン。バネ状の構造を持つたんぱく質でゴムのように伸び縮みします。この性質が肌の弾力を生み出していることが分かってきました。エラスチンは皮膚の中のわずか2%しか存在しません。しかし、エラスチンを無くしたことでフォンさんの肌は弾力を失い垂れ下がってしまいました。フォンさんに起きたのは老化ではなかったのです。

 

フォンさんの最初の異変は顔にできた赤い発疹とかゆみでした。フォンさんは単なるアレルギーだと思ったと言います。しかし、それはただのアレルギーではなく肥満細胞症でした。肥満細胞と呼ばれる大型の細胞が異常に増殖し様々な物質を放出し、肌の発疹や痒みをもたらす病気です。フォンさんの場合、それらの物質がエラスチンを破壊。やがて、皮膚弛緩症を引き起こしたと考えられています。肥満細胞症と皮膚弛緩症と同時に発症したのは世界でもわずか2例です。詳しいメカニズムはまだ分かっていません。




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