藤真利子が直木賞作家の父・藤原審爾との確執を激白|爆報!THEフライデー

22歳で女優デビューをして以来、数多くのドラマや映画に出演している藤真利子(ふじまりこ)さん。父は直木賞作家の藤原審爾(ふじわらしんじ)さんです。

藤原審爾さんは1952年に「罪な女」で直木賞を受賞した小説家。純文学からサスペンスまで幅広い作品で活躍し、小説の名人と呼ばれている。著書は200冊以上、30作品が映画化。

しかし、偉大な父と藤真利子さんの間には長き渡る確執がありました。

父との確執

藤真利子さんは1955年、直木賞作家・藤原審爾さんの娘として東京・阿佐ヶ谷で生まれました。当時、父はすでに売れっ子の直木賞作家で、家には映画監督や女優がたびたび訪れていました。

そんな環境で育った藤真利子さんは、女優になりたいと思うようになりました。その夢は叶い22歳で女優デビューしました。

しかし、父が亡くなるまでの7年間、藤真利子さんは父に心を閉ざし二人の間には深い溝が。実は堅物で厳格な父は女優になることを大反対していたのです。

幼い頃から父の口癖は「勉強しろ」「女優にはなるな」でした。そんな厳格な父から逃れた藤真利子さんは「夜の女王」と呼ばれ結婚もせず遊びほうけました。

しかし、藤原審爾さんの肝臓がんが判明し、余命半年を宣告されてしまいました。長年父を避け遊び続けていた藤真利子さんは、突然大きな後悔の念にさいなまれました。そして藤真利子さんは全ての仕事をキャンセルし、父の余生を共に生きることを決めました。

しかし、再会してからわずか10日後に容態が急変。藤原審爾さんは死ぬ間際にこんな言葉を残しました。

「君が輝いていたらきっとまためぐり会えるだろう。」

父の死後、女優として輝くため、父に女優として認められるため藤真利子さんは演技を続けてきました。藤真利子さんは、いつ父に会っても恥ずかしくないよう今も全力で演技を続けています。

「爆報!THEフライデー」

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