隠れ疲労と疲労回復法|世界一受けたい授業

日本テレビの「世界一受けたい授業」で疲労の科学について放送されました。紹介していたのは大阪市立大学大学院特任教授の梶本修身(かじもとおさみ)さん。文部科学省の調査によると約6割の人が悩まされているという疲れ。さらに、その3分の2は半年以上疲れが取れない慢性的な疲労を感じていると言います。疲れというのは痛みや発熱と並ぶ、脳は発する危険信号です。疲れが蓄積すると脳梗塞や心筋梗塞といった突然死を招く危険性もあるのです。

 

疲労とは

疲労とは細胞がサビて傷つくこと。筋肉や脳を使う時に酸素を消費し活性酸素が発生します。活性酸素は普段はすぐに分解されてなくなりますが、大量に発生すると処理しきれなくなります。その結果、活性酸素が細胞を傷つけ酸化。サビたような状態になってしまうのです。

 

疲労の測定方法

2008年に唾液から疲労を測定する方法が開発されました。唾液中のヘルペスウイルスの量を測定することで疲労度がわかるのです。ゲストの芸能人たちの疲労度を調べていました。正常値は10万以下です。

 

隠れ疲労

本当に危ないのは疲労が溜まっているのに疲労を感じない状態「隠れ疲労」です。普通、細胞が傷つけられて疲労が起きると、脳に疲れたという情報が信号として伝えられます。ところが前頭葉でやりがいを感じたり、楽しいという感情を持つと疲労感を消してしまいます。つまり、疲れているのに疲れたと感じない状態「隠れ疲労」になってしまうのです。この隠れ疲労は人間だけが起こすものと言われています。

 

疲労のサイン

体からのサインを見逃さないことが大切です。興味がある勉強をしていても2時間もしたら飽きたと感じます。これは脳が疲れたというファーストサイン。なので約40分で1回休憩をとり、違う科目を勉強しリフレッシュすることが大切です。

 

疲労回復法

1、睡眠
睡眠の質を上げることが大切です。そのためには睡眠前に寝室の照明をオレンジ色にしましょう。オレンジ色は夕焼け色。太古の昔から夕焼けを見たら寝るようになっています。そのためオレンジ色の照明を見ると自然と眠くなるように副交感神経が優位になるのです。

2、食事(鶏の胸肉)
鶏の胸肉には高い抗疲労効果を持つイミダゾールジペプチドが含まれています。イミダゾールジペプチドは細胞が酸化しさびるのを防いでくれる効果があります。渡り鳥が1万1千キロも飛び続けることができる理由を解明することから分かりました。渡り鳥の胸にはイミダゾールジペプチドが豊富に含まれていて、それによって細胞が酸化するのを抑えながら飛んでいるのです。イミダゾールジペプチドの摂取目安は1日200mg。鶏の胸肉では約100gです。1日ではなく2週間とり続けることが大切です。




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