最新インフルエンザ対策|世界一受けたい授業

日本テレビの「世界一受けたい授業」で最新インフルエンザ対策について放送されました。毎年猛威をふるい年間1000万人がかかるというインフルエンザ。今年は9月からすでに学級閉鎖が始まり、現時点での患者数は昨年の同じ時期までの5倍以上です。しかし、インフルエンザ予防のワクチンの数は昨年より300万本以上も少ないのです。その理由はワクチン製造会社が熊本地震で被災し製造が遅れたから。厚生労働省は医療機関などに対し、必要以上の注文を控えるように通知しました。この冬、本当のインフルエンザのピークはこれから。インフルエンザ対策は今することが大切です。解説していたのは感染対策コンサルタントで新ゆり内科院長の高橋央(たかはしひろし)先生です。

 

インフルエンザは体の中でどうやって広がっていく?

インフルエンザウイルスには沢山のイボイボがあり、これがカギの役割を果たし、のどの細胞表面にある鍵穴に触れると扉が開き、細胞はウイルスを内部に取り入れてしまうのです。すると、人の細胞は勘違いしインフルエンザウイルスを1000回コピーし続けます。そして1000個に増えた2代目ウイルスは自分を増やしてくれた細胞を突き破って外に飛び出します。2代目ウイルスはまた新たな細胞に潜り込んで、さらに1000倍に増えて出てきます。これを繰り返すことにより1個のインフルエンザウイルスは1日で100万個にまで増えてしまうのです。

 

熱が出ないインフルエンザとは?

インフルエンザといえば38度以上の熱が出ます。しかし、微熱だからと軽い風邪だと思っていたらインフルエンザにかかっていたという隠れインフルエンザが増えています。実は、7~15歳の22.1%が高熱が出ないインフルエンザです。65歳以上に関しては70%が高熱が出ないインフルエンザなのです。いっけん、熱が出なくて楽でいいと思いがちですが、インフルエンザウイルスは熱に弱いので人間が高熱を出してウイルスをやっつけているのです。そのため熱を出すのは大切なことなのです。ところが、免疫力が低いお年寄りは熱を上げる力がないためインフルエンザウイルスを殺すことができないのです。そして、隠れインフルエンザで一番怖いのが気づかないうちに感染源になり家庭や職場、学校などでどんどん移してしまうこと。しかもお年寄りは熱が出ないのでインフルエンザを放っておき肺炎になる危険性が高く、多くの人が死亡しているのです。そのため、この時期は軽い風邪かなと思っても医療機関へ行くのが鉄則です。

 

インフルエンザ予防①まいたけを食べる!

マイタケはβ-グルカンを豊富に含むことから免疫力を高めることは分かっていましたが、昨年行われた研究によると北海道産の新品種のマイタケを3ヶ月間食べた人は食べなかった人に比べインフルエンザ予防接種の効果が最大3.5倍も高まっていたことが判明しました。さらに、富山大学が行ったマウス実験ではマイタケにインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があることも分かりました。

 

インフルエンザ予防②毎日歯磨きをする!

インフルエンザはウイルスがのどの気道の粘膜にくっつき、そこで増殖を繰り返すことで発症します。気道の粘膜はもともとはたんぱく質のバリアで守られているのですが歯垢など口の中が悪玉菌で汚れていると、そこから酵素が発生しバリアを壊してしまうのです。すると、ウイルスがくっつきやすくなってしまうのです。実際に老人ホームで正しい歯磨き法を徹底的に指導したところ、インフルエンザ発症率が10分の1に下がったというデータもあります。

 

インフルエンザ予防③あいうべ体操

福岡の小学校であいうべ体操を始めたところ、インフルエンザにかかる児童が6分の1に減ったと言います。あいうべ体操をすると口呼吸をしていた人が自然と鼻呼吸に変わっていくのです。

1、「あー」と言う
2、「いー」と口を横に大きく
3、「うー」と口を前にひょっとこみたいに
4、「べー」と舌を長く思いっきり伸ばす


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