女性の貧困 追い詰められる母親|あさイチ

NHK総合テレビの「あさイチ」で女性の貧困 追い詰められる母親について放送されました。今、母子世帯の経済状況は厳しさを増しています。

大久保理香さん(46歳)は中学、高校、大学の3人の子供を育てるシングルマザーです。大久保さんは宅配便、飲食店、介護施設と3つの仕事をかけもちし1日平均14時間働いています。大久保さんの月収は24万円ほど。最も大きな収入源となっているのは月12万円を得ている飲食店の仕事です。国の失業者対策の制度を利用することで働くことが出来ました。しかし、雇用期間は1年限り。その間に調理師免許などを取得し安定した仕事につこうと考えていますが、不安はつきません。そのため忙しい合間をぬって次の仕事を探しています。家族4人を支えるため希望するのは月収18万円以上の仕事。しかし、ほとんどの求人は高度な資格や経験を求められ面接にすら辿り着けないのが現状です。

 

今、母子世帯の貧困は深刻化しています。貧困率は48%と、シングルマザーの2人に1人が年間112万円未満の収入での暮らしをしています。

大阪子ども貧困アクショングループの代表である徳丸ゆき子さんは母親の悩みを聞きながら福祉や医療機関を紹介するなど、それぞれの事情に応じた支援を行っています。3人の子どもを育てるAさん(30代)も徳丸さんに相談に行きました。Aさんの月収は10万円ほど。そこから家賃6万円と生活のため消費者金融から借りたローンの3万円を毎月なんとか支払い続けています。電気やガス代は3ヶ月以上滞納し、供給停止の通知が届いています。支払いのめども立たずこのままでは止められてしまいます。

 

母子世帯の養育費需給状況

受けたことがない 61%
受けたことがある 16%
受けている 20%

 

5歳の子どもを育てるシングルマザーのBさん(40代)は数年前に離婚し実家に戻りました。しかし、もともと折り合いの悪かった母親に離婚を責められ、実家を出て子どもと2人暮らしを始めました。Bさんは子どもを保育園に預けながらパートの仕事で月10万円ほどを稼ぎ何とか生活を支えてきました。しかし、子どもが熱を出しやすい体質だったため何度も保育園に引き取りに行かなければなりませんでした。仕事が長続きせず職場を転々とするようになったBさん。次第に生活費が底をつき電気を止められることも度々でした。追い詰められたBさんは生活保護の窓口へ。しかしBさんは健康であり仕事ができるので生活保護は受けられませんでした。一昨年の冬にうつ状態になったBさんはインターネットで時給の高い仕事を探し始めました。そこで見つけたのが風俗の求人サイト。そこにはシフトが自由に選べることや提携した託児所があることなどが記されBさんにとっては魅力的でした。半年悩んだ末、仕事につくことにしました。勤務時間は朝8時から午後4時まで。Bさんは5歳の娘が物心つくまでにはお金を貯めてこの仕事を辞めたいと考えているそうです。




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