怪談はなぜ怖い?稲川淳二のテクニック|所さんの目がテン!

日本テレビの「所さんの目がテン!」で怪談の科学!聞くだけなのになぜ怖いのか?について放送されました。実は怪談には恐怖を演出する様々なテクニックが秘められています。

 

稲川淳二の怪談テクニック①擬音

独特の語り口で観客を恐怖の世界へ引き込んでいく稲川淳二さんですが、一体どこに恐怖を感じさせるテクニックが隠されているのでしょうか?稲川淳二さんいわく、怪談で大事なのは語り手と聞き手のイメージの共有だそう。そこで使われるテクニックが擬音。擬音を使うことで伝わり方はどう変わるのでしょうか?専修大学人間科学部の下斗米淳さんによると、擬音は言葉で理解するのではなく感覚的に受け入れることになるので、とてもリアルに感じるのだそう。擬音を多様することで話をよりリアルに想像し、まるで怪談の世界の当事者になったような錯覚を受けます。その結果、恐怖を強く感じることができるのです。怪談のような非現実的な話はリアリティーを持たせることがとても大切なのです。また、稲川淳二さんは怪談を始める前に「これは私の知り合いの話なんですけど」と身近な人が体験した話だと前置きし、リアリティーを増しています。

 

稲川淳二の怪談テクニック②早口

稲川淳二さんは緊迫感のあるシーンでは早口で話していますが、これにより緊迫感が高まるといいます。専修大学人間科学部の下斗米淳さんによると、早口で話されると注意深く聞こうと一生懸命前のめりに聞こうという積極的な態度が生まれると言います。また相手に早口で話されると、相手の興奮状態に同期するように自分たちも同じように興奮してしまうのです。語り手の世界にどんどん自分から引き込まれるようになっていくので、恐怖を感じやすい状態を自ら作っていってしまうのです。

 

怪談は大勢で聞く方が怖い

専修大学人間科学部の下斗米淳さんによると、人間は1人でいるよりも大人数でいる方が覚醒水準が上がった状態になるそう。つまり興奮しやすい状態になるので、ちょっとした引き金で行動が出やすくなってしまいます。大人数で怪談を聞いた場合、怖がっている人が周りにいるため興奮しやすくない怖くなってしまうのです。