日本テレビの「世界一受けたい授業」で知らないと損する新食材ベスト5が放送されました。紹介していたのは日本獣医生命科学大学客員教授・栄養士の佐藤秀美(さとうひでみ)さん。
5位:ビーツ
ビーツは地中海沿岸原産の真っ赤な野菜で、ほうれん草の仲間です。最近、ビーツの効果として特に注目されているのが高血圧予防です。ビーツに豊富に含まれる硝酸塩という成分は、体内で一酸化窒素に変わります。一酸化窒素には血管を広げる作用があるので、血液の流れが良くなり血圧を下げる働きがあります。
4位:グレープシールドオイル
ぶどうの種を絞ったオイルです。ビタミンEの量はオリーブオイルの4倍。ビタミンEの強力な抗酸化作用により、老化の進行を遅らせるなどの効果があります。
3位:スピルリナ
アフリカの湖などに自生する藻の一種。何といってもすごいのがたんぱく質の含有量。人体では作り出すことができない必須アミノ酸は9種類ありますが、スピルリナはその全てを含むスーパーフードです。
2位:もち麦
大麦の一種です。最大の特徴は数ある穀物の中でも極めて食物繊維が多いこと。玄米の約4倍です。もち麦は食物繊維の中でも水に溶ける水溶性の食物繊維が特に多く、便通が良くなる効果があります。
1位:ブロッコリースーパースプラウト
がんの抑制が期待できるスルフォラファンを大量に含んでいます。