秋の咳に潜む病気|健康カプセル!ゲンキの時間

TBSテレビの「健康カプセル!ゲンキの時間」で秋の咳に潜む病気について放送されました。

 

咳のメカニズム

空気の通り道である気道に異物が入り込んだ時、その異物を外に出そうとする防御機能が咳です。しかし、異物を外に出す防御機能による咳と、その他の病気により出ている危険な咳があります。

 

心配しなくて良い咳

・風邪の時の咳
風邪の原因である病原菌を身体の外に出そうとして出るもの。

・辛いものを食べた時の咳
辛さで気道が刺激されて出るもの。酸っぱいものを食べた時の咳も同じ理由です。

・緊張した時の咳
自律神経のバランスが乱れ、気道が収縮することで出るもの。

 

その咳、危険な咳かも!?

・朝起きた時の咳
さらに痰がからむ咳が出たら後鼻漏症候群かもしれません。朝起きた時に出る咳は、鼻水が寝ている間に喉の奥にたれて溜まってしまい、起きた時にその鼻水を出そうとして出る咳です。鼻水が原因ですが、放置すると気管支炎や肺炎につながる事も。長く続く場合は病院へ行きましょう。

・季節の変わり目の咳
ぜんそくが原因かもしれません。

 

ぜんそく

ぜんそくとは肺の中にある空気の通り道である気管支の病気です。何らかの原因で気管支が炎症を起こし、気道が狭くなって起こります。気管支に炎症を起こす主な原因はハウスダストやダニによるアレルギー反応。ぜんそくは激しい咳とともに気管支が細くなることで呼吸困難に陥ることが特徴です。

現在、全国のぜんそく患者数は800万人と推計されており、その7割が大人になってから発症しています。その背景にはタバコや過労、ストレスなどがあると考えられています。

 

秋の気候が咳を招く!

秋は暑い夏から気温が下がり始め、1日の気温差が激しい季節です。そして台風が増える時期でもあります。台風は湿度や気圧を不安定にさせます。そんな秋特有の気温・湿度・気圧の急激な変化が気管支を刺激し炎症を起こすため、咳が出やすくなります。急に寒くなった日は、マフラーやスカーフで首まわりを暖めたり、外と室内の温度が変わらないようエアコンで調節するなど、急激な温度差を避けることがポイントです。

ラーメンやうどんを食べた時に出る咳は秋の気候の変化と同じく、湯気が気管支を刺激し咳が出てしまいます。そしてお酒を飲むと出る咳はアルコールが気管支をむくませ細くするため出ると言われています。この2つは典型的な咳ぜんそくの症状です。咳ぜんそくは放置すると約30%の人が本当のぜんそくになると言われています。

 

寝ている時に出る咳

逆流性食道炎かもしれません。胃は食べ物が入ると下部食道括約筋がしまりますが、寝ている時にこの筋肉がゆるむと胃液が食道へ逆流。すると、強い酸性の胃液が食道に炎症を起こし咳が出てしまうのです。

さらに心不全の可能性もあります。心不全になると心臓のポンプ機能が低下するため、心臓は全身に血液を送ろうと激しく動きます。さらに、心臓のポンプ機能が低下することで血液の流れが滞ります。すると行き場を失った水分が肺にたまり呼吸困難を引き起こすのです。心不全による咳の特徴は横になると咳が悪くなり、座ると良くなることです。


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