視床下部過誤腫 突然記憶が飛ぶ女性|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」知られていない病気と闘うSPで突然記憶が飛ぶ女性について放送されました。イギリス・ノーサンプトンシャー州に住むリアン・リオンさん(43歳)は20万人に1人いう極めて稀な病と闘っています。

1973年に生まれたリアンさんは、幼い頃にてんかんの発作を起こしました。てんかんは脳が一時的に過剰な興奮状態に陥り、けいれんや意識が失われる発作を起こす病です。なんらかの原因で体に命令を送る電気信号が異常に流れることにより起こります。処方された薬で痙攣などの発作はでなくなりましたが、リアンさんの場合は奇妙な症状を伴うものでした。

ある日、リアンは引きつったように笑い始め、呼びかけても反応しませんでした。しかも、その時の記憶はありませんでした。現在では、この症状は解明されていますが、リアンは謎の症状を抱えたまま成長しました。高校生になると、さらにやっかいな症状が出るように。突然意識が途切れるようになったのです。この症状が出るのは日に1~2度、リアン自身予測できず周りが気づくような前触れもありませんでした。意識は数分で戻るものの症状はエスカレートしていきました。意識を失ったまま失禁し、年頃の女の子には耐えられないものでした。また発作の回数は多い日で10回にもなりました。

2002年、リアンにとって大きな転機が訪れました。新たな病院でMRIなどの精密検査を受け直すと、脳の視床下部に異変がある事が分かったのです。病名は視床下部過誤腫。母親の胎内で脳が形成されていく過程で、発生する奇形の一種で、この過誤腫が異常な電気信号を出すことにより脳内の様々な箇所でてんかん発作を引き起こします。最も代表的な発作は「笑い発作」です。あの奇妙な笑いはこれが原因でした。ようやく発作の原因が分かりましたが、視床下部は脳の中心部にあるため手術を行うのは非常に困難です。結局、手術は行わずデイビッドと結婚。長男キエラン、長女ミーガンをもうけました。

そんな彼女にさらに奇妙な症状が出始めました。スーパーで買い物中、意識を失い気が付くとスカートを履いていなかったのです。店員の話によると、彼女は突然スカートを脱ぎ始めたと言います。

「お店の人たちが警察を呼ばなかったのが本当に不思議なくらいです。無意識の中で失禁したら気持ち悪いから脱いでしまおうと思ったのではないかと。でも服を脱ぐなんて本当に恥ずかしいです」(リアン・リオンさん)

 

そして視床下部過誤腫と診断されてから11年が経った2003年12月、リアンのSNSにメッセージが届きました。それは視床下部過誤腫を持つアメリカ人からでした。その人は鍵穴手術を受け症状が改善したというのです。鍵穴手術とは、頭蓋骨に5ミリほどの穴を開け、そこから細い針のようなものを差し込み、レーザーで視床下部過誤腫を焼くというもの。これにより過誤腫から出される電気信号が無くなり、発作を起こさなくなると言います。

リアンはすぐにアメリカの病院へ手術が可能が問い合せました。手術は可能なものの、95000ポンド(約1240万円)もかかると言われました。そんな大金はなく、現在サイトを立ち上げたりイベントを行い必死に寄付を呼び掛けています。




コメント

  1. 少額ではありますが、是非とも応援させて頂きたいのですが、どこへ問い合わせれば良いですか?

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