希良梨は今…19歳で子宮頸がんに&2度の流産|爆報!THEフライデー

希良梨(きらり)さんは1998年に放送が開始されたドラマ「GTO」にレギュラー出演し、ボーイッシュで少しやんちゃな女子高校生役で人気を集めました。

 

さらに、女子高生の援助交際を題材とした映画「ラブ&ポップ」で主演4人の中の一人としてスクリーンデビュー。共演者には仲間由紀恵さんもいました。希良梨さんは仲間由紀恵さんと共に10代の若手トップ女優の一人として注目を浴び、芸能界での輝かしい将来が約束されていました。

 

しかし、20歳の時に引退を発表しました。様々な憶測が流れましたが、引退の理由は全く語られることなく希良梨さんは表舞台から姿を消しました。

 

 

豊元希良梨(とよもときらり)さんは1980年10月23日に生まれました。6歳まで沖縄で過ごした彼女はシングルマザーの家庭で育ちました。そんな母を助けたいという思いで16歳の時に芸能界入り。以降、女優の仕事に没頭。気が付けば演技ができる実力派女子高生女優に。ドラマや映画だけでなくCM、雑誌などで活躍。スターへの階段を順調に上がっていきました。

 

しかし、19歳の時に子宮頸がんになってしまいました。子宮頸がんとはウイルスが原因で子宮頚部と呼ばれる子宮の入り口に発症するがんです。年間約1万人もの女性が発症し、約2700人が命を落としています。

 

一般的に子宮頸がんにかかる女性は20代後半から増加し、最も多いのは40代です。まだ10代だった希良梨さんにとって、がんという響きはあまりにもショッキングでした。

 

まず行われたのは子宮内の細胞を採取する検査。幸いにも希良梨さんのがん細胞は子宮内部には達しておらず、円錐切除が行われました。手術は無事成功しましたが、再発の恐怖がありました。

 

さらに、子宮頸がんはデリケートな部位のがんだけに「性行為の代償」など偏見で語られることが多く、10代の清純派にとって復帰後のイメージダウンは避けられませんでした。結果、手術を公表することなく人気絶頂の中、芸能界から姿を消しました。

 

芸能界引退後、逃げるように海外を放浪していた希良梨さん。25歳の時、台湾に移住し、台湾の映画プロデューサーだった男性と結婚。26歳の時に妊娠しましたが、妊娠6週目で流産。2年後に再び妊娠しましたが、またも妊娠6週目で流産してしまいました。それでもあきらめきれず半年後に3度目の妊娠。

 

ところが、子宮頸がんが再発してしまいました。クラスⅢbですぐに手術の必要がありました。子供を諦めてがんの手術をするか、自分の命をかえりみずがん手術を遅らせて出産するか選択を迫られました。

 

悩み抜いた夫婦が出した結論は、がんの手術をせずに子供を産むことでした。そして無事に元気な赤ちゃんを出産。幸い、がんは進行せず今も慎重に経過を見ながらがんと闘い続けています。

 

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