姿勢 ストレートネック&筋膜のゆがみ|チョイス@病気になったとき

NHK・Eテレの「チョイス@病気になったとき」で姿勢について放送されました。たかが姿勢と思われがちですが、レオナルド・ダ・ヴィンチは「姿勢の悪さは背骨をゆがめ、万病の原因となる」と言っています。

 

悪い姿勢が原因でまさかこんな事に…

河内真紀さんは東京都内で会社員として働いています。仕事で丸一日パソコンに向かう日々です。2015年10月、首が痛くなり、その日のうちに職場近くの整形外科へ。診断の結果はストレートネックでした。河内さんはパソコンを使う時、腕を伸ばした前傾姿勢になっていました。この姿勢が首の後ろ側や肩周辺の筋肉に負担をかけ続けていたのです。このとき、整形外科で出されたのは湿布と痛み止めの飲み薬。河内さんの首の痛みは1週間程で治まりました。しかし、ある朝起き上がろうとすると首に激痛が。その後、数日間一人で起き上がることすら出来ませんでした。

 

ストレートネックの特徴

・あごが引きづらい
・うなずくのがツライ
・体を横から見た時、肩より耳が前に出ている など

 

ストレートネックを解消したチョイスとは?

河内さんは家の近くの病院に行きました。ところが、この整形外科の治療は湿布や痛み止めだけではありませんでした。河内さんは医師の診察後、ストレートネックのために硬くなっていた首の付け根周辺の筋肉や関節を理学療法士にほぐしてもらいました。そして理学療法士から自分で出来る体操を教えてもらいました。さらに仕事中の姿勢に対しても指導されました。まずは雑誌を重ねてパソコンの画面を高くすること。これにより目線が上がるので前傾姿勢が解消され首への負担が軽くなります。このとき、肘を曲げるのもポイントです。肩回りへの負担を軽くすることが出来ます。指導を実践すること3ヶ月、アゴや肩が後ろに戻り前かがみが解消されました。

 

肩甲骨を動かす体操

1、両腕を肩と同じ高さで前に突き出す(5秒キープ)
2、同じ高さでひじをゆっくりと後ろへ引く
3、ひじを少し前に戻しながら両腕を上にあげる
4、1セット10回程度行いましょう

 

タオルを使った体操

1、両手でタオルを持ち首の後ろの真ん中に当てる
2、タオルを斜め上に引っ張り頭を少し後ろに倒す
3、あごをのどぼとけに近づけるようにうなずく
4、ひとつの動作をゆっくり5秒かけて行う
5、1セット10回 1日3セットを目安に行いましょう

 

悪い姿勢が体に与える不調とは

らくな姿勢が体に良いとは限りません。続けていると体には肩こりや腰痛だけでなく様々な不調が現れます。姿勢が悪くなると頭が体の前に出ます。これに合わせて噛み合わせが弱い人の場合、下あごも前方に出てきます。このとき、人の体は下あごがズレたまま噛み合わせを整えようとします。すると歯並びが悪くなってしまうのです。特に乳歯が生えそろう乳児期、永久歯に生え変わる13歳前後、歯周病などで歯茎が弱り始めている中高年以上など歯が動きやすい時期には特に注意が必要です。さらに中高年以上で悪い姿勢がもっと恐ろしい病気につながる可能性があると考える研究者もいます。

 

悪い姿勢が脳梗塞のリスクを高める!?

姿勢が悪くなり頭の位置が下がると喉の血管が曲がります。このとき、喉には異物感を感じます。曲がった血管では血液の流れが悪くなり血栓ができやすくなります。この血栓が喉の方へ流れると脳梗塞を引き起こす危険性があると言うのです。

 

人が同じ姿勢をとり続けてしまうのは、それが自分にとって楽な姿勢だからです。しかし、それが良い姿勢とは言えないのです。大切なのは同じ姿勢をとり続けないことです。

 

正しい姿勢にするには…

天井から引っ張られているイメージで肩の力を少し抜く
ただし、この姿勢をずっとしていると疲れるので時々休み、また正しい姿勢にしましょう。4週間くらい正しい姿勢を続けると習慣になり楽になっていきます。

 

姿勢を悪くする意外な原因!?

岩崎博之さんは医療系IT企業の社長として忙しく働いています。趣味はゴルフ。スコアは80台の腕前です。しかし岩崎さんは2年半前から左腕のしびれに悩まされてきました。岩崎さんは整形外科へ。首の骨の一部がつぶれ、手につながる神経を圧迫ししびれを引き起こしていたことが分かりました。一方、秘書の能美章子さんも肩の痛みを半年間抱えていました。能美さんも整形外科を受診。診断の結果は五十肩でした。五十肩は肩の関節の炎症によって痛みが起こる病気です。実は、二人の症状を引き起こしていたのは悪い姿勢でした。原因は過去にありました。

能美さんの五十肩を引き起こした過去とは、本人も忘れていた5年前の足の捻挫でした。治療はまず足から始まりました。一方、岩崎さんは過去にうけたお腹の手術の傷あとが原因でした。そこで理学療法士が行ったのはお腹の部分のマッサージでした。

 

筋膜の連鎖

筋膜は全身の筋肉を覆うだけでなく、筋肉の中にまで入り込んでいます。筋肉を支え動きをサポートしています。能美さんの場合、捻挫をしたことで足首の筋膜に負荷がかかりました。この状態で歩くと太ももの内側の筋膜が緊張し、左胸の筋膜まで引っ張られていきます。引っ張られた筋膜は次第に硬くなり動きが悪くなります。すると、姿勢が悪くなり体にこりや痛みなどがあらわれてきます。能美さんや岩崎さんはこの筋膜同士の引っ張り合いによる歪みを解消することで症状が改善したのです。

 

ベストチョイスへの道

・理学療法士に根本的な原因を見つけてもらう
・体操や生活習慣の改善




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