肩こりの原因は下がり鎖骨 胸郭出口症候群|モーニングバード!

テレビ朝日の「モーニングバード!」アカデミヨシズミで下がり鎖骨と肩こりについて放送されました。東京医科大学病院整形外科の遠藤健司(えんどうけんじ)医学博士によると、今までの肩こりの定説では首を支えている頭から首、背中にかけての説明が多かったのですが、前の鎖骨が弱くなっていて肩こりになってしまうことがあるのだそう。胴体と腕をつないでいる鎖骨はつっかえ棒のように肩周りを前から支えている骨です。しかし、肩こりで診察にきた人の4人に1人にみられるのが下がり鎖骨。正式には胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)と呼ばれています。

 

鎖骨のすぐ下は血管と神経の交差点です。鎖骨が下がると血管が圧迫を受け血のめぐりが悪化。その結果、肩の周りに老廃物がたまってしまいコリ症状が出てしまうのです。このタイプの肩こりが慢性化すると、さらにやっかいなことが起きてしまいます。血管のほか神経も圧迫されるため腕のだるさやしびれも併発し、ひどい場合は頭痛や耳鳴り、睡眠障害まで招いてしまうのです。

 

あらゆる方向に腕を動かすため鎖骨と胴体の継ぎ目は自由に動く繊細な構造になっています。そのためいつも同じ側にカバンを掛けたり、うつぶせになり肩をすくめる姿勢で本を読んだり、前かがみで携帯電話を操作する機会が多いと鎖骨の位置が次第に下に下がってしまうのです。

 

下がり鎖骨のチェック法

ノドのくぼみから指4本分外側に指を当てる
その地点と鎖骨をまたいだ上下2箇所をピースで押す

押した時に腕にだるさやしびれを感じたら下がり鎖骨の可能性が大きいです。ピースサインで押した場所は腕にのびる神経が走っている場所。鎖骨の上下を押してみて腕にしびれやだるさ、違和感を感じた人は専門の医師に相談しましょう。

 

下がり鎖骨を予防・改善するブンブン体操のやり方

1、リラックスして足を肩幅に開く
2、上体を少し前かがみの姿勢に
3、ひじを上げて手のひらを顔に向けるように大きくひじを回す
4、前後に5回ずつ回し1日3セット行いましょう

1、上体を少し前かがみの姿勢に
2、上体をゆっくり左右にスイング
3、左右5回、1日3セット行いましょう