Tレグ細胞の増やし方&赤ちゃんの時にできるアレルギー対策|世界一受けたい授業

日本テレビの「世界一受けたい授業」で最新研究で分かってきた!アレルギーの新常識が放送されました。紹介していたのは昭和大学医学部講師の今井孝成(いまいたかのり)さん。日本国民の2人に1人が何らかのアレルギーを持っていると言います。

 

アレルギー体質は生まれた時に決まっている!?

アメリカ・サウスカロライナ大学の研究で第一子はアレルギーになりやすいことが分かってきました。研究では約1200人の新生児の臍帯血(へその緒の血液)を検査。アレルギー反応を引き起こすIgEの量計測。その結果、第一子が16.5%と一番多く、第2子、第3子と減っていくことが分かりました。さらに2016年2月にデンマークで発表された研究ではアレルギーから守ってくれる免疫細胞の数を調査したところ、第2子以降に比べ第1子が少ないことも分かってきました。つまり第1子はアレルギー反応を引き起こす抗体が多く、アレルギー反応を抑えてくれる細胞が少ないのです。

 

赤ちゃんの時にできるアレルギー対策

それは皮膚を保湿すること。最近の研究でアレルギーの原因物質は皮膚からも体内に入ってくることが分かってきました。実は皮膚が乾燥すると外部から異物の侵入を防ぐ皮膚のバリア機能が低下してしまいます。皮膚の表面近くには腕のようなものを持つ樹状細胞があり、その腕でアレルギーの原因物質を取り込んでしまいアトピー性皮膚炎などを引き起こしてしまうのです。例えば食べかすやハウスダストなどが皮膚の表面につくことで体内に入ってしまいます。赤ちゃんの頃は皮膚のバリア機能も未発達なので、しっかりと保湿することが大切です。近年の研究でも生後6ヶ月までを目安に全身の保湿をすることでアトピー性皮膚炎を3割以上抑えられることが分かってきました。

赤ちゃんの頃に最初になる可能性が高いアレルギーはアトピー性皮膚炎と食物アレルギーです。このどちらかになるとその後、気管支喘息になり、さらに10歳くらいになると花粉症になるリスクが高くなります。この連鎖をアレルギーマーチと呼びます。このアレルギーマーチを引き起こさないためにも全身の保湿は大事な対策の一つなのです。

 

アレルギーを抑えるTレグ細胞

花粉自体は体にとって悪い物質ではありません。しかし、花粉が体内に入ってきた時に免疫細胞が悪い病原体と勘違いして過剰に攻撃することで炎症が起き、くしゃみや鼻水などの症状が出ます。一方、Tレグ細胞は外部から入ってきた物質を判断し免疫細胞に指令を出す役割があります。Tレグ細胞はアレルギーの原因物質によって様々あります。例えばスギ花粉症ならスギ花粉に効果のあるTレグ細胞が必要になります。

 

ダニアレルギーに効果のあるTレグ細胞の増やし方

舌の下にダニのエキスが含まれた錠剤を投与することでTレグ細胞を増やすことができます。舌下免疫療法と言ってベロの下にダニのエキスを投与してダニによる症状を抑える治療法です。2015年から保険適用になりました。必ず専門医の指導のもとで行いましょう。

 

食物アレルギーに効果のあるTレグ細胞の増やし方

食べると良いものが昆布。ただし食べ過ぎるとむくみや便秘の原因になるので、目安は味噌汁にとろろ昆布を一つまみ。これを週2・3回飲む程度がオススメです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい(スパム対策)