マイオカイン 脂肪肝を改善し血糖値を下げる新ホルモン|たけしのみんなの家庭の医学

近年の研究で、血糖値にまつわる新たな事実が分かってきました。それは、血糖値を下げる効果が期待できる新しいホルモンの存在です。何と私たちの体の中に、新しく発見されたそのホルモンがあると言うのです。そのホルモンをしっかり分泌することが出来れば血液の中の糖分を排除し血管を若く保つことが可能になります。

 

マイオカイン

そのホルモンとは「マイオカイン」。マイオカインは脂肪を分解する働きを持つホルモンです。マイオカインをうまく分泌できれば、肝臓の脂肪を分解し減らすことができます。では肝臓の脂肪を減らすとなぜ血糖値を下げられるのでしょうか。

 

肝臓の脂肪と血糖値

正常な人の肝臓にも脂肪は少したまっています。しかし、正常な肝臓では、たまった脂肪は肝臓全体の5%以下になっています。肝臓の働きの一つに、糖分を取り込んで溜め込む働きがあります。正常な肝臓ではどんどん糖分をとりこみ血液中の糖分を低く保つことが出来ます。この肝臓にためこんだ糖分は、寝ている間に身体の機能を維持するためエネルギーとして使われます。

 

ところが、脂肪がたまった肝臓、脂肪肝では糖分を取り込む能力が落ちているため、糖分が血液中にあふれ高血糖の状態に。そこで大切になってくるのがマイオカインです。マイオカインは、血液中に分泌され血液にのって肝臓に行くと、肝臓にたまった脂肪を分解し減らしてくれます。まだ研究段階ではありますが、マイオカインは脂肪分解効果以外にもさまざまな効果が期待されているそうです。

 

マイオカインは筋肉から分泌される!?

マイオカインは身体の筋肉から分泌されています。近年の研究で、筋肉はホルモンを分泌する内分泌臓器ということが分かってきました。筋肉を動かすことで筋肉の細胞から約25種類ものホルモンが分泌されていると言います。マイオカインは、一つのホルモンではなく筋肉から出るホルモンの総称のことです。マオカインをうまく分泌するための筋肉の使い方があると言います。

 

マイオカインは、1回の運動で分泌する量に限りがあるホルモンです。そもそも、マイオカインは筋肉の細胞の中の小さな袋の中に入っています。私たちが運動をすると筋肉が収縮し袋からマイオカインが全身に放出されます。

 

しかし、袋の中のマイオカインの量には限りがあるため、ある程度放出されてしまうとその後いくら筋肉を収縮させてもマイオカインはそれ以上増えていかないと考えられています。

 

つまり、1日だけハードな運動をするよりソフトな運動でも毎日続ける方がマイオカインの分泌が良くなるのです。

 

マイオカイン分泌法
食後にちょこっとスクワット&ちょこっとウォーキング

  1. 毎食後、足を肩幅に開き真っ直ぐ立つ
  2. 3~4秒かけゆっくり膝をまげてスクワット
  3. 伸ばす時も3~4秒かけてゆっくり行う
  4. これを10回繰り返す

他は普通に通勤、通学、買い物などに歩いて出かけるだけ。これを続けることで十分なマイオカインの分泌が期待できると言います。

 

「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」
脂肪肝を改善し血糖値を下げる新ホルモン



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい(スパム対策)管理人からの返信はありませんがお気軽にコメントしてください。