家庭内別居|あさイチ

NHK総合テレビの「あさイチ」で女性リアル誰にも言えない家庭内別居について放送されました。あさイチのアンケートによると1800人中およそ20%が家庭内別居を経験したことがあると言います。

10年以上前から家庭内別居をしている40代の主婦は、現在10代の子供2人と40代の夫と4人で暮らしています。女性は夫の洗濯物を別にして洗います。そして乾いた後も夫の部屋までは運ばず階段においておきます。夜、仕事から帰った夫は台所にいる女性を避けてすぐに自分の寝室に直行します。一方女性も家事を終えると夫と顔を合わせないまま別の部屋に行き寝ています。食事も夫とは別々。そのため食卓には4人家族にも関わらず椅子が3つしかありません。女性は夫に対し「生活費をいれてくれる人」「私に対しても子供に対しても何もしてくれない」と言います。女性は20代前半の頃、夫に熱烈に求婚され結婚したと言います。結婚からほどなくして女性は妊娠。つわりがひどく悩まされました。そのため夫が帰宅する夜までに夕食をほとんど準備できない日もあったと言います。夫は女性の体調を気遣わないばかりか責める言葉を残しでかけていったそう。そして自分の分だけ弁当を買ってきて、つわりで苦しむ女性の目の前で食べ始めたと言います。以来、女性は夫と距離を置きたいと思うように。その後、子供に手がかからなくなり女性はパートで働き始めました。部屋の片付けは後回しにし夫の帰宅までに夕食を間に合わせようと準備にとりかかります。帰宅した夫は入浴後、部屋が汚いと文句を言ったそう。女性が「だったらあなたも手伝ってよ」というと夫は「お前が働きたいって言うから働かせてやってるのに家事ぐらいちゃんとやれよ」と言ってきました。こうしたことが度重なり結婚7年目、一軒家に引越したのを機に家庭内別居になりました。夫婦の寝室を別にしようということは自然と決まりました。その後2人の間ではことあるごとに離婚の話が出たものの、夫は世間体を気にして離婚に合意しません。そして女性も経済的な理由から離婚には踏み切れません。しかし家庭内別居をしていて心配なのが子供への影響です。例え夫婦の関係が冷め切っていても夫は子供にとって唯一の父親です。時間に余裕がある時に夫は子供を買い物や公園に連れていき、それを子供も喜んでいるようでした。ところが家庭内別居状態となり夫婦の関係が悪化すると問題が大きくなっていきました。子供が中学校でいじめられていた時のこと、女性は夫とほとんど会話のない生活をしていましたが、意を決して夫に話しかけました。しかし夫は「俺にどうしろっていうんだよ!転校させればいいだろ!」と言ってきました。家庭内別居を続けるうちに子供の深刻な問題についてさえ時間をかけて話し合えなくなってしまったのです。

 

家庭内別居をして数年が経つ40代の主婦は子供2人と40代の夫と4人で暮らしています。女性は夫が仕事から帰ってくる気配を感じると自分の部屋に逃げると言います。夫と関わると気に入らないと文句を言われるからです。そのため夫は女性に頼みたいことがあると例えお互い家にいたとしてもメールで連絡をしてきます。そうした生活を続けるうちに女性は夫と家族とは思えないように。一番近くにいる夫と全く分かり合えない寂しさを感じているそうです。

 

番組への意見ピックアップ

「たいてい自分のことはほとんど棚に上げた状態で相手の気に入らないところしか目に入ってきませんし、そういう状態の時は相手も同じように不満を持っています」(埼玉県 10代)

「体調が悪くて夕飯が作れなかったら連絡すればいいし、ニオイが嫌だったら自分が部屋で休めば良かったのでは?夫が悪いと攻めたてているけれど自分のしたことも振り返ってみたら」(栃木県 20代)

 

家庭内別居を解消し別居したものの…

今年に入って40代の主婦の女性は家庭内別居状態を解消し夫とは別の家で暮らすことにしました。しかしかえって多くの悩みを抱えるようになったと言います。別居を続けるのか離婚に踏み切るのか、同居に戻るか決めかねているのです。母親からはよりを戻すようにと何度も言われ、友人からは離婚をすすめられています。女性にも離婚に踏み切れない思いがあります。それは自分の両親が不仲だったため理想の家庭を作ることが幼い頃からの夢だったからです。思い悩む中、女性は自分を責めるようになり心のバランスを崩し精神安定剤など7種類の薬を服用するようになってしまいました。