痴漢冤罪と闘った熱血教師 津山正義さん|Mr.サンデー

フジテレビの「Mr.サンデー」で生徒との絆を信じて936日、痴漢冤罪と闘った熱血教師について放送されました。2011年12月22日、津山正義(つやままさよし)さんは同僚との忘年会を楽しみ、夜9時に新宿で待ち合わせをしていた恋人の元へ向かうためバスに乗りました。左斜め前には女子高生がいました。邪魔にならないよう背中のリュックは前方にかけかえ、右手で吊り革を掴んでいました。バスが走り始めて8分後、右手のポケットで携帯が震えたため吊り革を左手に持ち替え右手で携帯を出しました。揺れるバスの中、恋人へメールの返信をしました。その時、前に立っていた女子高生が振り返って津山正義さんを睨んできました。女子高生は何かをしゃべってきましたが、マスクをしていて声が小さかったため何を言っているのか聞き取ることは出来ませんでした。津山正義さんは自分の酒臭さで不快な思いをさせてしまったのかと思い「ごめん」と謝りました。後に分かったことですが、このとき女子高生は「何か謝ることありますよね」と言っていたのです。そこに津山さんが「ごめん」と謝ったため痴漢をされていたと確信したと言います。そして女子高生は津山さんをバス停で降ろしました。女子高生は後続バスの運転手に「痴漢にあった」と訴え、運転手と乗客によって津山さんは捕まえられ警察へ。

 

警察では手などに付着した繊維片などを調べる検査(微物鑑定)が行われました。検査でスカートに繊維が検出されることはありませんでした。そして12月26日、実名が入ったニュースが新聞に載り、裁判で有罪判決が下されました。それでも津山正義さんは親から250万円の保釈金を借り闘う覚悟を決めました。教え子たちも後押しをしてくれました。そして一審では無罪の証拠として扱われなかった数々のポイントをもう一度洗い直しました。まずはバスの車載映像を画像解析の専門家に鑑定し直してもらいました。すると女子高生が痴漢にあったと主張した時間、津山さんの左手は吊り革を右手は携帯を握り締めていたことが分かりました。そして2013年10月29日、二審公判が始まりました。裁判にはかつての教え子たちもかけつけてくれました。その力に後押しされ今年7月の判決で無罪判決を勝ち取りました。裁判長は矛盾に満ちた一審判決をほぼ全面的に否定したのです。