前庭性片頭痛 めまいの原因が片頭痛にあった|たけしのみんなの家庭の医学

テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」でめまいの新事実について放送されました。めまいに悩む人は分かっているだけでも約280万人。50代半ばを境にめまいを訴える人が急増。特に女性に多く発症し患者の7割を占めています。そんなめまいに関して昨年驚きの新事実が報告されました。何をやってもなかなか治らないめまいの中に今までのめまいとは全く違う原因で起きる新型めまいがあることが分かったのです。しかも新型めまいは約840万人もの日本人が悩んでいる片頭痛が原因だと言うのです。

 

片頭痛の詳しいメカニズムは分かっていませんが、ストレスなど何らかの原因で耳の付近にある三叉神経から神経ペプチドという神経伝達物質が過剰に分泌。神経ペプチドが血管を急激に拡張させることで神経が過敏になり片頭痛が起きると考えられています。そして同時に神経ペプチドは片頭痛を起こすだけでなく前庭と呼ばれる三半規管などの平衡感覚を司る器官にも過剰に作用します。平衡感覚の誤った情報が脳に伝わりバランスに異常があると脳が勘違いし、めまいが起こると考えられています。これこそが新型めまいの正体。脳の勘違いによるめまいだからこそ従来のめまいの検査では原因を解き明かすことが出来なかったのです。

 

前庭性片頭痛は国際頭痛学会が制定する国際頭痛分類で昨年認められた新しい病。耳鼻科医の間でもまだあまり知られていないのが現状です。