鈴木明子が摂食障害の過去を激白|私の何がイケないの?

TBSテレビの「私の何がイケないの?」美人アスリート第2の人生SPで鈴木明子さんについて放送されました。バンクーバー、ソチと2大会連続でオリンピックに出場したフィギュアスケーターの鈴木明子(すずきあきこ)さんは引退後、アイスショーなどの本業以外にも、そのキャラクターがうけバラエティ番組に引っ張りだこです。しかし、そんな鈴木明子さんはかつて精神科に通っていたと言います。

 

それは18歳の時、大学進学のため一人暮らしを始めたのがきっかけでした。それまで母に頼っていた体調管理を一人でやるようになった鈴木明子さんは、体重の増加を心配し油分や炭水化物を抜く極端なダイエットをはじめました。体重は減少しましたが摂食障害に。摂食障害とは極端な食事制限で体に様々な問題を引き起こす病気。患者の9割が女性と言われ、患者数はここ20年で4倍に急増しています。鈴木明子さんも18歳で摂食障害に陥り、食べ物を食べられない拒食症になってしまいました。まず彼女をおそったのが月経の停止。体脂肪が16%以下になると子供を産める栄養状態でなくなったと体が判断し月経は停止します。その後、極度の栄養不足による大量の抜け毛。そして30℃近い夏場にも関わらず寒気が止まらなかったり、無理して適切な食べ物を口にしても全てを吐き出してしまうように。一人暮らし開始からわずか3ヶ月で体重が15kg以上減り32kgになってしまいました。

 

摂食障害になりやすい人の特徴として「自分に自信がない」「完璧主義者」「体重・体型が気になる」「人が自分の事をどう思うか気になる」などがあげられます。日常生活にも支障が出始めた鈴木明子さんは実家に戻って治療に専念することに。しかし、母親にも娘が痩せていく原因が分かりませんでした。そのため2人は病院へ。病院では精神科に通されました。摂食障害は痩せていることが特徴の一つですが、実は原因は心にあり心の治療が病気の回復に大事なのです。そしてカウンセリングの結果、医師から母親との関係が原因だと告げられました。鈴木明子さんは母親を喜ばせたいと思って手のかからない良い子を演じていたのです。良い子を演じていた子供は自我の発達が十分でなくストレスへの抵抗力が弱いまま思春期を迎えます。摂食障害になる人の特徴で一番多いと言われるのが「母と娘の関係」。鈴木明子さんの場合、母に対して抱いたイメージが問題でした。それは「母の理想の子供じゃなきゃいけない」というもの。一人娘だった鈴木明子さんは幼い頃から母の期待に応えようと必死に生きてきました。そして母に認めてもらいたい一心から体型管理、食生活を完璧にこなそうとしたのです。その結果、摂食障害に陥り食事がうまくとれなくなってしまいました。

 

鈴木明子さんの病気の回復のきっかけとなったのは「食べられるものから食べようね」という母の言葉でした。この言葉に母が受け入れてくれたと感じたと言います。母と娘の問題が解決し、鈴木明子さんは少しずつご飯が食べられるように。通常早くても3年以上かかる摂食障害の治療ですが、鈴木明子さんはわずか半年でリンクに立つまでに回復。摂食障害を克服したのです。