大人の人見知り 社交不安障害(SAD)|あさイチ

NHK総合テレビの「あさイチ」で侮れない!大人の人見知りが放送れました。人前に立つと顔を見て話すことができない、人の輪に入りたくても声をかけられないなど人見知り。NHKネットクラブのアンケートによると、自分は人見知りだと回答した人は64%にのぼりました。「美容院で店員さんと会話できない」「昼休みに話し相手がなくいつも一人でいる」「電話するのが苦手でものすごく勇気がいる」など。人見知りですがあまりに苦痛が続く場合は要注意です。社交不安障害(SAD)の可能性あるからです。社交不安障害とは日常生活に支障が出るほど、人前に出ることに強い不安や恐怖を感じる病気です。一度かかると自然には治りづらく今10代から30代を中心に多くの人が社交不安障害に悩んでいます。

 

思春期のある体験がきっかけに…

2人の子供を育てる山田洋子さん(仮名)は長い間極度の人見知りに悩んできました。山田さんが人を怖いと感じるようになったきっかけは中学2年の国語の授業でした。朗読に自信がなかった山田さんは緊張して喉がつまり声が出ませんでした。クラスメイトの目が気になると緊張がさらに強まりますます読めなくなりました。このとき以来、山田さんは人前に立つことが怖くなり授業に出ることに苦痛を感じるように。山田さんがそれまでのように明るく振る舞えるのは親しい友人や家族などごく一部の人の前だけになっていきました。経験をつめば人見知りを克服できるのではないかと考えた山田さんは接客のアルバイトにも挑戦。しかし、客の前で極度に緊張してしまい長く続けることは出来ませんでした。その後、山田さんは数少ない心を許せる友人の一人と結婚し男の子を出産。親子3人の静かな暮らしが続くと思われました。しかし息子が保育園に通い始めると状況は一変。理由はママ友でした。声をかけられただけで体がかたくなり動悸が激しくなると言います。相手の顔を見ることができず話をしようとしても言葉がなかなか出てきません。さらに山田さんが苦しんだのは保育園の役員会。発言を求められても否定されるのが怖く自分の意見を口に出すことが出来ません。恐怖心を和らげるため役員会に出席する時には常にマスクで顔を隠すようになりました。苦痛に耐えかね精神科にかけこんだ山田さん。症状を聞いた医師からは治療が必要だと告げられました。

 

あなたの人見知りは性格?病気?簡単チェック

1、人前で発言するなど注目される状況が怖い
2、他の人がすでに座っている場所(宴会・会議室)へ行くのが怖い
3、他人から否定的に評価されることが怖い
4、生活が妨げられたり耐え忍んでひどくつらい状態が6ヶ月以上続く

[結果]
4つ全て当てはまる人は社交不安障害(SAD)の可能性があります。

 

人見知り改善にも役立つ治療法とは?

27歳の鈴木千賀子さん(仮名)は5年前に社交不安障害と診断されました。大学3年の時の就職活動をきっかけに家から出るのも困難なほど人に会うことが怖くなりました。鈴木さんは心配した母親に連れられ千葉大学の清水栄司さんのもとで治療を受け始めました。清水さんの治療は鈴木さんが抱えている不安を聞き出すことから始まります。不安を具体的な言葉にしていくことで考え方のクセを明らかにしていきます。鈴木さんには人から「劣った人」だといつも思われてしまうという強い思い込みがあることが分かりました。次のステップはビデオフィードバック。自分の姿をカメラで撮影し客観的に見直す方法です。映像を見ることで鈴木さんは「劣っている」という自分の思い込みには実は根拠がなかったということに気づきました。

 

すぐにできる!人見知り改善法

自分に向いた意識を相手に向ける
相手の髪型はどうだろう?ネクタイは?アクセサリーは?と相手を観察するようにする。まずは写真で練習すると良いそうです。


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