生稲晃子の乳がんとの闘い|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で生稲晃子さんの乳がんとの闘いについて放送されました。2011年2月、42歳の生稲晃子(いくいなあきこ)さんのもとに人間ドックの再検査を通知が届きました。すぐに乳房のレントゲンやエコーの検査を行った生稲晃子さん。右胸に小さな腫瘍があることが分かりました。良性か悪性かを調べるために腫瘍に直接針を刺して細胞を取り検査を行い、腫瘍は悪性であることが分かりました。乳がんです。現在、日本では女性の約12人に1人がかかると言われています。がんと分かった日の生稲晃子さんの日記が残っています。

「42年間生きてきて、こんなに混乱した日はないかもしれない。乳がんになってしまった。かなり初期だそうだが真面目に頑張って生きてきたのに…ショックです。こわくてたまらない。どうして自分が」

生稲晃子さんは2003年に結婚。5歳になる長女がいました。夫に乳がんでることを伝えると「大丈夫だ。気にするな」と励ましてくれたと言います。5歳の娘にもしっかり伝えたそうです。

 

乳がんには大きく分けて乳管内にがん細胞がとどまっている非浸潤がんと、がん細胞が基底膜を破って外に飛び出てしまった状態の浸潤がんに分けられます。がんの浸潤が進むと、やがて乳管内から周囲の組織に広がり血管やリンパ管の中に入り込んでしまい全身に転移することがあります。

 

生稲晃子さんは乳房を温存しがんを切除する手術を選択しました。そして2011年5月6日、手術を受け2日後に退院しました。病理検査でがんの詳細が分かりました。乳がんは5つのステージに分けられますが生稲晃子さんはしこりが小さくリンパ節への転移がないが浸潤しているのでⅠ期と診断されました。10年生存率は約90%です。抗がん剤よりも女性ホルモンを抑える薬が効果的なことも分かりました。そして1ヶ月間、週5日、放射線治療を行い、その後ホルモン剤の服用を行いました。

 

しかし1年後の2012年8月、右胸にニキビのような小さなできものが出来てしまいました。病院で調べてもらうと、がんが再発していることが分かりました。検査でがん細胞を取った時に針穴に残っていたがん細胞が再発したものでした。針穴からの再発は非常に珍しく、起きる確率は1000分の1以下だと言います。そして再発した表皮部分だけを切除。手術は1時間ほどで終わり、入院もなくその日のうちに帰宅できました。

 

ところが1年後、2度目の再発が分かりました。乳房内の最初に切除したがんの近くでした。医師からは右乳房の全摘出が進められました。そして2013年12月27日、右乳房全摘出手術を受けました。大胸筋は残し、乳頭・乳輪を含む乳房全体を切除。これにより局所に再発するリスクはほぼゼロに。そして2015年10月27日、乳房の再建手術を受けました。乳房にシリコンを入れ胸の膨らみを取り戻しました。そして乳がんであったこと、右乳房を全摘出したことを公表しました。新しい一歩を踏み出すために、そして同じ病に苦しむ人の励みになりたいと。


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