昆虫大繁栄の秘密|137億年の物語

テレビ東京の「137億年の物語~宇宙が始まってから今日までの全歴史~」で昆虫大繁栄の秘密が放送されました。地球上には食べられる昆虫が1900種以上存在していて、世界で約20億人もの人が昆虫を食べていると言います。食用の昆虫には豊富なたんぱく質やミネラルが含まれています。昆虫の祖先はエビやカニなどの甲殻類に近い生き物だと言います。シミという昆虫は4億年前から姿を変えていない原始的な昆虫です。シミは成虫になっても脱皮を繰り返すエビやカニと共通の特徴をもっています。シミのような昆虫から今の多様な昆虫たちに少しずつ進化していったと考えられています。

 

恐竜が誕生するはるか昔、4億年前に昆虫は地球上に現れました。現在、種類は約100万種。全動物種の7割を占めています。その数は哺乳類の約180倍です。寿命が短い昆虫は突然変異を起こしやすいため種類が増え生存率が高まったのです。その結果100万種もの昆虫が地球上に広がったのです。サナギになる完全変態の昆虫には大きな利点があります。幼虫と成虫で食べるものが違うこと。互いに食料を奪い合わないので生存率が上がるのです。

 

水中で暮らしていた昆虫の祖先にあったエラは効率的に呼吸するために巨大化。やがてハネへと進化したと言われています。最も進化した昆虫は硬いハネを持つ甲虫類。飛ぶためのハネが傷つかないように硬いハネで保護できるようになっています。昆虫ははねを獲得したことで空へと生活圏を広げ、敵からも逃げやすくなりました。これが4億年生き延びることが出来た大きな理由です。昆虫が繁栄し始めた頃、地球上の大陸は一つにまとまっていました。その後、大陸が分裂する時に昆虫も世界中に広がり様々な姿に進化しました。