時が止まった少女|ザ!世界仰天ニュース

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で時が止まった少女について放送されました。ウィリアムズ一家は6人の子宝に恵まれましたが、世界にほとんど症例のない謎の病と闘い続けています。二女のギャビーは8歳の時点で体重は5kgにも満たず、身長も61cmと1歳児より小さいのです。一体少女の身体に何が起こったのでしょうか?

 

2003年アメリカ・モンタナ州に住むメアリーは夫ジョンとの間に長女ソフィアが生まれて一年、ウィリアムズ家に新しい命が宿りました。そして2004年4月、メアリーは妊娠39週目で出産しました。ギャビーは2268gと未熟児で生まれました。息をしておらず呼吸が始まったのは8分後でした。すぐに検査が行われ、ギャビーの身体には様々な問題があることが分かりました。心臓が形成不全のため血流の乱れがあり、他の臓器に負担がかかっていました。さらに視神経の萎縮や排便機能の低下もみられました。そして一番の問題は脳でした。滑脳症だったのです。滑脳症とは形成障害により脳にあるはずのシワが少なくなっている状態です。脳の未発達によるもので運動機能の低下や知的発達の遅れ、さらに癲癇や肺炎などの合併症の危険もあります。

 

そして何日経ってもギャビーの体重は増えませんでした。ギャビーはうまくミルクを飲むことが出来なかったためチューブを使い栄養補給を行っていました。しかしギャビーの体重は増えませんでした。染色体や成長ホルモンなどの検査も行われましたが、異常は見つかりませんでした。結局、根本的な理由が分からないまま40日後に退院。この頃には口からミルクを飲めるようになっていました。しかし半年経ってもギャビーは少しも大きくなりませんでした。夫婦は様々な病院をめぐり原因と治療法を求めましたが、どの病院でも解決策はおろか原因すら分かりませんでした。ギャビーの成長がみられるのは歯や爪、髪の毛だけでした。2007年にメアリーは長男アンソニーを出産。幸いアンソニーには特に問題は見つかりませんでした。その後、三女アリーナ、四女マイヤも生まれ、ギャビー以外はみな健康体でした。ギャビーは現在11歳です。自分の力で動けるのはごくわずかなため、ほぼ全てのサポートが必要です。発作を抑える薬も欠かせません。食事は3時間ごとに粉ミルクだそうです。

 

ブラジルには11歳のギャビーよりさらに長い間時が止まった少女がいます。サアラー州の小さな村に住むマリア・オウディーティです。マリアは34歳です。ところがここ数年、マリアの体重が増え始め身長も伸びていると言います。さらに髪の毛が生えだし、30年以上生えなかった乳歯も生えてきました。さらに言葉もごくわずか喋れるように。実はマリアの時が止まっていた原因が最近判明したのです。マリアの症状はギャビーとは違い遺伝子的な問題ではなく先天性甲状腺機能低下症によるものでした。ブラジルの貧しい村に産まれたマリアは周りに病院はなく、医師のいる街へ行く経済的な余裕はありませんでした。そのため生まれて30年近くも歯や髪が生えることがなく、話せず歩けなかったのです。2011年にテレビ番組の取材を受け、マリアを治療したいという医師が現れました。こうしてホルモン治療が開始され、半年後には変化が。それまで歩くことが出来なかったマリアが歩けるようになりダンスをしたり掃除をしたりできるようになったのです。身長は15cm以上も伸び、体重も5kg増えました。


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