夏の冷え症「下半身型冷え症の原因と改善マッサージ」|たけしのみんなの家庭の医学

テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で中高年こそ要注意!夏の冷え症について放送されました。夏でも女性の約8割が冷えを感じていると言います。暑い外ではなく、冷房が効いた室内で手足が冷たいなど様々な冷えの症状に悩まされている女性が数多くいるのです。そもそも冷え性にはタイプがあり北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛(いとうごう)さんは5つに分類しています。中でも代表的なものが下半身型、内臓型、四肢末端型の3つ。

 

下半身型冷え症

下半身型冷え症こそ、中高年になると増える夏の冷え症の正体です。下半身型冷え症とは下半身の血流が減ることで足の末端へ熱が運べなくなり、足の先から腰にかけて冷えてしまうタイプの冷え性。下半身型冷え症になると、心臓から排出された温かい血液は下半身へ向かいますが、足の血液の流れが悪くなっているため多くの温かい血液は上半身に集まってきてしまいます。すると下半身は冷たいのに上半身ばかりが温かいという冷えのぼせという状態に陥ります。そのため足湯という対処法は間違いです。足湯をすることで足の内部にある血管の血液、足の表面にある血管の血液もしっかり温められ全ての熱が上半身へ。

 

下半身型冷え症の原因

下半身型冷え症を引き起こす最も多い原因がお尻です。下半身型冷え症になるメカニズムには2段階あります。1段階目がお尻の筋肉が硬くなること。それは大殿筋の下にある梨状筋(りじょうきん)です。梨状筋は股関節を外側に回したり固定する役割を果たしています。正常な梨状筋は柔らかいですが、様々な原因で硬くなってしまうことがあります。梨状筋が硬くなることで2段階目の坐骨神経へ影響。坐骨神経が圧迫され足の血管が収縮してしまいます。坐骨神経には足の血管の太さを調節する機能があるのです。温かい血液を足にうまく運べなくなり足が冷えるようになってしまうのです。では、なぜ梨状筋は硬くなってしまうのでしょうか?大きな要因は老化です。

 

梨状筋の硬さを簡単チェック!足曲げ検査

1、椅子に腰掛け足首を反対の足のヒザにのせる
2、前傾姿勢になり肘で膝を押す
お尻の後ろがつっぱったり痛みが出る人は梨状筋が硬くなっている可能性があります。

 

梨状筋を柔らかく若返らせるマッサージ法

1、臀中(でんちゅう)
2、環跳(かんちょう)
3、胞肓(ほうこう)
この3つのツボを押すことで梨状筋を柔らかくすることが出来ます。しかしツボはお尻にあるので一人で指圧するのは難しいです。そこで軟式野球ボールを使ってマッサージする方法が紹介されていました。

1、仰向けに寝た状態で膝を立てる
2、ボールをお尻の下にいれ痛みのある凝っている場所を探す
3、ツボが見つかったら腰を左右に軽く動かしマッサージ(1つのツボ30秒)