非正規社員4割 働く人をどう守るか|特報首都圏

NHK総合テレビの「特報首都圏」で非正規社員4割 働く人をどう守るか~フリーター組合の現場から~が放送されました。今、全国から働く女性の相談が殺到しているのがフリーター全般労働組合です。どんな業種で働いていても個人で加入することができます。設立以来9年間で270件を超える企業との交渉を行ってきました。今、特に急増しているのが水商売で働く女性からの相談です。その数は年々増え続け全体の9割を占めるまでになっています。

 

声を上げた女性を支える労働組合

都内のキャバクラで働いていた志熊智子さん(23歳)は3ヶ月分の給料が未払いになっています。労働組合には法律で強い権利が保障されています。その一つが賃金の未払いなどの問題を解決するための団体交渉権。そして会社が要求に応じない場合、ストライキなどの争議行為を認める団体行動権です。志熊さんは他の組合員も同席して団体交渉にのぞみました。2時間の交渉の末、店側は103万円の給料が未払いであることを示す確認書にサインしました。支払いの時期については1週間後に店側が提示することになりました。

 

給料未払い いったいなぜ?

志熊さんは山口県出身の23歳。専門学校に通うため去年上京しました。生活費を稼ぐために始めたのがキャバクラの仕事です。店では「かりん」という名前で働いていた志熊さんの月の売り上げは多いときは150万円を超えました。しかし突然給料が支払わなくなってしまいました。きっかけは勤めていたA店の店長が失踪したことです。その後A店には同じグループの別の店から責任者がやってきて営業は続きましたが半月後に閉店。その際に責任者から新しく開店するB店で働けばA店の分のお給料も支払うと言われたそうです。志熊さんはB店にうつって働きましたがA店分のお給料は支払われませんでした。店の対応に不信感を抱いた志熊さんは店を辞め、現在は工場の派遣労働者として働いています。

 

組合と店 割れる見解

一回目の団体交渉から1週間後、店側は態度を一変させ給料を支払う必要はないと主張。店側の見解はA店とB店は別の会社であるためA店の未払いの給料をB店が支払う立場にはないというものです。これに対し組合では未払いの給料をB店が支払う義務があると主張しています。志熊さんは店の責任者の指示でB店にうつったためA店とB店は事実上経営は一体だと考えたのです。両者の主張は平行線のままです。




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