熱中症が7月下旬・8月中旬に増える理由|健康カプセル!ゲンキの時間

TBSテレビの「健康カプセル!ゲンキの時間」で熱中症について放送されました。熱中症の搬送者は毎年4万人以上。命を落とすケースも少なくありません。2010年の搬送者数のデータを見ると1回目のピークは7月下旬。2回目のピークは8月中旬。熱中症の危険な時期には、例年このような傾向が見られます。

 

熱中症が7月下旬に増える理由

熱中症の第一波の原因は梅雨明けの気温の急上昇にあります。しかし、気温だけが原因ではありません。湿度も重要なファクターです。本来、体温は汗が蒸発することで下がります。ところが、湿度が高いと汗が蒸発しにくいので体温が下がりません。気温がさほど上がらなくても湿度が高いと熱中症の危険度は高まります。実際過去には気温23℃、湿度86%の日に搬送者数が増えた例があります。特に梅雨明けの時期は気温と共に湿度が高くなることが多く、とても危険な時期なのです。

 

暑熱順化

暑熱順化とは身体が暑さに適応した状態のこと。例えば、梅雨の時期に冷房の効いた涼しい部屋で多く過ごしていると身体が暑さに慣れず、気温の上昇についていけなくなります。つまり、第一波を乗り切るには身体を暑さに慣らす必要があるのです。暑熱順化のポイントは汗をかくこと。お風呂で身体を暑い環境に慣らすことは汗をかく訓練にもなります。お風呂以外にも、朝や夕方の気温が低い時に軽い運動で汗を流すのも効果的です。

 

熱中症が8月中旬に増える理由

熱中症の第二波の原因は夏の暑さによる疲労です。暑さによる疲労は少しずつ蓄積し暑さがピークをむかえる8月中旬に熱中症にかかりやすくなってしまうのです。大切なのは毎日の疲れをリセットする睡眠。十分クーラーの効いた部屋でぐっすり眠るのが疲れを溜めない方法になります。冷房をつけっぱなしにして寝ると体がだるくなってしまう人はタイマー機能で3時間後に切れ、5時間後に再びスイッチが入るようにするといいそうです。設定温度は28℃。