まちだシルクメロン 町工場が逆転をかけた極甘メロンづくり|夢の扉+

TBSテレビの「夢の扉+」で町工場が逆転をかけた極甘メロンづくりが放送されました。町工場が集まる工業団地まちだテクノパークの一角に大浩研熱はあります。主力商品はエアノズル。これまで空気の流れを自在に操ってきましたが、今はメロンを作っています。まちだシルク農園がメロン作りの舞台です。独自に開発した水耕栽培装置によって通常、一つの木から数個しか採れないメロンが60個も実るのです。町工場生まれのメロンの名は「まちだシルクメロン」です。

 

社長の林大輔さんの転機となったのは2008年のリーマンショックでした。世界同時不況で町工場は注文が減り大打撃を受けました。生き残りをかけ林大輔さんたちが選んだのは農業でした。挑んだのはメロンの水耕栽培。成功例の少ない水耕栽培が事業化できれば町工場の希望にもなります。2009年、メロンづくりプロジェクトがスタート。ところが次々にメロンは腐ってしまいました。仲間が去っていく中、林大輔さんだけは諦めませんでした。

 

メロンが腐った原因は根腐れでした。当時導入した装置は水が一直線に流れ、根が一方向に成長したため固まり腐ったのではないかと考えました。そこでメロンの根にふさわしい水の流れを作ることに。ヒントはエアノズルにありました。空気を満遍なく当てるようにメロンの根全体に水を当てればいいのではないかと考えました。根は腐ることなく水槽いっぱいに隙間なく広がり、元気な根はツルをぐんぐん伸ばし葉っぱを生い茂らせていきました。通常のメロンは一つの木に数個ですが林大輔さんのメロンは60個も実をつけました。さらに林大輔さんは甘さを追及。独自の肥料をブレンドし、少しずつ糖度を上げていき、ついに糖度21.5度にまでなりました。町工場の技術が作りあげた「まちだシルクメロン」が誕生したのです。そして2015年夏、念願の初出荷を果たし、ネットなどを通じて約300個を販売しました。


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