鉄砲伝来の物語|137億年の物語

テレビ東京の「137億年の物語~宇宙が始まってから今日までの全歴史~」で鉄砲伝来の物語について放送されました。1543年、種子島に1隻の船が漂着しました。乗っていたのはポルトガル人。彼らが持っていたのが鉄砲でした。大航海時代、ポルトガル人は大量の鉄砲を船に積み込み海外へと進出しました。武器として使ったのはもちろんですが、アジアへの輸出品でもありました。しかしアジアの中でも日本に来るまでには意外な道のりがありました。

 

始まりは7~8世紀頃の中国。火薬が発明され武器が作られました。まず作られたのが火槍という火薬が入った紙製の筒を槍の先につけたもの。火薬に火をつけ槍をふりまわして火の粉を敵にあびせました。続いて登場したのは火薬球という鉄の器の中に火薬を入れ火をつけて投げるという武器。そして13世紀頃、モンゴルのチンギス・ハンが火槍や火薬球を西へと広め、鉄砲が生まれました。鉄砲の誕生は諸説ありますが、14世紀頃には初期の鉄砲がヨーロッパ・中国・中東などで出現しています。そして日本に伝わった火縄銃は15世紀頃ヨーロッパで作られました。

 

ポルトガル人は日本に何を求めてやってきたのでしょうか?1543年、当時の日本は戦国時代。多くの武将たちは強力な武器を求めていました。当時の日本の人口は約1800万人だったとポルトガルの記録に残っています。対するポルトガルは約130万人。日本はポルトガルにとって大きな貿易市場だったのです。