好酸球性副鼻腔炎 新タイプの危険な鼻づまり|健康カプセル!ゲンキの時間

鼻水のメカニズム

鼻の穴の奥には、鼻腔と呼ばれる器官があり表面は粘膜で覆われています。そこに鼻腺という分泌器官が多く分布。この鼻腺で作られる粘液と粘膜からにじみ出る水分が合わさったものが鼻水です。

 

鼻水の役割は大きく分けて2つあります。1つ目は、鼻から吸い込まれた空気に湿気や温度を与え肺に適切な空気を送る役割。2つ目は、鼻に入った異物を包み込み体内へ運び適切な処理をする役割です。

 

そのため、花粉やウイルスなどが粘膜にくっつくと、その刺激は脳に伝わり異物を排除しようと自律神経を通じ鼻水と作れと指令を出します。それが風邪や花粉症で大量に鼻水が出る理由です。

 

鼻水の質や色が変わるのは、白血球の数の違いによるものです。

 

新タイプの危険な鼻づまり

副鼻腔とは鼻の周り左右それぞれにある空洞部分のこと。容量は全部で50ml程。健康な人の副鼻腔は空洞なのに対し、そこに鼻水がたまってしまうのが副鼻腔炎

 

副鼻腔炎は慢性と急性があり、合わせると毎年1500万人がかかっていると言われる国民病です。

 

副鼻腔炎の主な原因は感染。風邪などの菌が粘膜に炎症を起こすことで鼻と副鼻腔を繋ぐ通路がふさがり副鼻腔で作られた鼻水が溜まるのが感染による副鼻腔炎。いわゆる蓄膿症です。

 

しかし、副鼻腔炎の治療を行っても良くならない新タイプの危険な鼻づまりもあります。それが好酸球性副鼻腔炎です。

 

好酸球性副鼻腔炎

本来、体を守る免疫機能を持つ好酸球(白血球)が増殖し、鼻腔内に炎症を引き起こす病気です。好酸球が増殖する原因は、アレルギーによるものが多いと言われ、花粉症から併発するケースも増えています。

 

好酸球性副鼻腔炎は副鼻腔炎の新しいタイプで、これまでの治療が非常に効きにくいのが特徴です。

 

従来の副鼻腔炎は、体の外から入った菌による感染が原因ですが新型はもともと体内にある白血球の一種、好酸球が原因です。そのため治療法も全く異なるのです。

 

特徴的な症状は、鼻腔内の粘膜が炎症しキノコ状に膨らんだ水ぶくれ、通称「鼻たけ」です。これが鼻をつまらせ、ニオイを奪うのです。

 

さらに、鼻たけにとどまらず重症化すると気管支炎や肺炎を引き起こす危険もあります。

 

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