大動脈瘤から命を守る方法|モーニングバード!

テレビ朝日の「モーニングバード!」アカデミヨシズミで大動脈瘤から命を守る方法について放送されました。体の中で最も太い血管である大動脈は、心臓から出て最初は上に向かいますがすぐにカーブを描いてお腹の方へ。そしておへその辺りで二股に分かれて下半身へ。大動脈瘤とは胸からお腹にかけて伸びる大動脈がコブのように膨れてしまった状態。そんなコブが破裂した場合、膨大な量の血液が体内に流れ出し約9割の人が命を落とすと言われています。なぜ、このような恐ろしいコブが出来てしまうのでしょうか?大動脈瘤の主な原因は動脈硬化です。高血圧や高血糖、高コレステロールや喫煙習慣などが災いし、大動脈の壁がもろくなってしまいます。すると、そのもろくなった部分に大量の血液による圧力がかかりコブのように膨らんでしまうのです。

 

大動脈瘤を切らずに治すステントグラフト

大動脈瘤の最先端治療を行っているのは27年のキャリアを持つ東京慈恵会医科大学の大木隆生(おおきたかお)教授。一般的に大動脈瘤の治療は胸やお腹を大きく切り開き膨らんでしまった大動脈の部分を人工血管に置き換えるという手術。しかし、切らずに治すステントグラフトという治療法もあります。ステントグラフトは細く折りたたむことが可能で、足の付け根の血管から挿入にコブのあるところまで血管の中を通していきます。ステントグラフトは大動脈の中で広がり、血管の中に新たな壁を作ることでコブへの血液が流れこむのをストップさせます。ステントグラフトは医師の判断のもと高齢者など主に開腹手術が出来ない人に適応されると言います。