マケドニア|ありえへん世界

テレビ東京の「ありえへん世界」でマケドニアについて放送されました。マケドニアは東ヨーロッパのバルカン半島に位置し、ギリシャやブルガリアなど5カ国に囲まれた内陸国です。長らくユーゴスラビアの構成国でしたが、冷戦終結の影響によりユーゴスラビアが崩壊。1991年に独立しました。ユーゴスラビアから独立を宣言した他の国々は略奪や虐殺が起こるほどの戦争にまで発展した末に独立を勝ち取りましたが、マケドニアは戦禍に巻き込まれることなく「無血の独立」と賞賛される平和的独立を果たした唯一の国です。

 

マケドニアの面積は約2万5713k㎡、人口は約206万人。人口の割合はマケドニア人が70%、アルバニア人が20%、その他が10%です。主にマケドニア人はマケドニア正教を信仰し、アルバニア人はイスラム教を信仰するため、街中にモスクと教会が混在する珍しい国です。海に面していない内陸国であるマケドニアにはオフリド湖があります。世界遺産になっているオフリド湖はヨーロッパ最古の湖とも言われ、500万年前からあると言います。その美しさから「バルカンの真珠」と呼ばれています。

 

マケドニアの偉人

首都スコピエの広場にはアレキサンダー大王の巨大な像があります。紀元前4世紀、古代マケドニアを支配したアレキサンダー大王は国民の誇りであるため、マケドニアの中心に巨大像をたて称えているのです。そんなことから国の玄関口である国際空港にもアレキサンダー大王の名前が。さらに尊敬しすぎるあまり男の子にはアレキサンダー、女の子にはアレクサンドラと名前を付けるのが人気となっています。そしてもう一人、マケドニアが誇る偉人がマザー・テレサです。インドの貧しい人々のために尽くしノーベル平和賞を受賞した彼女は、実はマケドニアの首都スコピエ生まれなのです。

 

マケドニアの天才少年

マルコくん(14歳)はマイクロソフトのエンジニアになれる資格試験に史上最年少の6歳で合格。それをきっかけにグーグルの重役やマケドニアの元首相とも親交があると言います。そんなマルコくんは14歳にも関わらず大学の研究室に通いロボットの研究を行っています。そして親日家というマルコくんのお母さんは息子を愛しすぎて足にカタカナで「マルコ」というタトゥーを入れています。

 

親日国マケドニア

マケドニアは年間300回以上も地震が起こる地震大国です。1963年に首都スコピエはマグニチュード6.1の巨大地震に襲われました。犠牲者は約1000人にもおよび、街の8割の建物が崩壊するという壊滅的な状況でした。その時、街の復興に立ち上がったのが建築家の丹下健三(たんげけんぞう)さん。丹下健三さんは東京都庁や代々木第一体育館を建てた世界的に有名な建築家です。マケドニアの被災者が希望を持てるようにと、当時としては斬新な未来的なデザインの街作りを目指したのです。マケドニア人は丹下健三さんに感謝しているため親日の人が多いのだそうです。