小川真澄は今…子育ての過ちを告白&シングルマザーから3度目の結婚|爆報!THEフライデー

1989年、サンミュージック期待のアイドルデュオ「パンプキン」としてデビューした小川真澄(おがわますみ)さん。同期にはribbon(リボン)やCoCo(ココ)などアイドルグループ全盛期の中、コント番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」にレギュラー出演。笑いもできるバラドルとして島崎和歌子さんや森口博子さんらとしのぎをけずっていました。

しかし、激しいアイドル戦争に敗れ1993年にパンプキンは解散。小川真澄さんは芸能界から姿を消しました。

小川真澄は今…

現在44歳となった小川真澄さんは鳥取県米子市で、タイヤ販売所の経理の仕事をしています。さらにホームページを作成する仕事も行い生活費を稼いでいます。

娘の障害

そんな小川真澄さんには3人の娘がいますが、次女の凛佳ちゃん(17歳)には知的障害があります。人とのコミュニケーションが苦手で、突然幼い行動をしてしまうなど、物事の判断が上手くできずパニックに陥ることもあると言います。

凛佳ちゃんは米子市内の養護学校に通っています。知的障害の中で中度にあたる彼女は、漢字の書き取りやかけ算などを学んでいます。そんな凛佳ちゃんですが、生まれつき障害があったわけではありません。

1993年、21歳で芸能界を引退した小川真澄さんは1994年にバイト先のコンビニで知り合った男性と結婚しました。夫の実家がある鳥取県に移り住み長女・藍里ちゃん、次女・凛佳ちゃんを出産しました。

1999年の夏、生後半年の凛佳ちゃんが発熱しました。熱は39度を超え一晩中嘔吐を繰り返しました。翌朝、近所の診療所へ。風邪だと言われ小川真澄さんは安心しました。しかし、その夜再び発熱。すぐに病院に行くか迷いましたが、翌朝病院に連れて行くことを選択しました。

翌朝、総合病院へ行くと凛佳ちゃんは髄膜炎にかかっていることが分かりました。緊急入院した凛佳ちゃんは一命を取り留めましたが、5年後に髄膜炎の後遺症による知的障害があることが分かりました。

凛佳ちゃんの障害が分かった頃、夫婦関係に変化が起こりました。子育てをめぐりケンカが絶えなくなったのです。そして、8年連れ添った夫と離婚しました。

小川真澄さんは30歳で3人の子供を抱えるシングルマザーとなりました。その後、34歳で再婚するものの夫の単身赴任をきっかけに夫婦仲がうまくいかなくなり2度目の離婚

凛佳ちゃんの身の回りの世話をして10年、小川真澄さんは養護学校の面談で意外なことを言われました。それは、お母さんが手を離さないと自立できないというもの。先生が指摘したのは凛佳ちゃんへの過剰な手助けでした。

実は、彼女の知的障害は様々なことを自分で行い訓練を重ねることで能力が向上する障害と言われています。これまで10年、自分の過ちに責任を感じ手取り足取り手助けをしてきた小川真澄さんでしたが、その頑張りこそが娘の成長を妨げていたのです。そして、甘やかさないことが凛佳ちゃんのためになると気付いた小川真澄さんは、手を貸すのをやめ何でもやらせました。その結果、今では歯磨き、学校の支度、電車通学ができるようになっています。

そして、小川真澄さんは2013年8月に勤めているタイヤ店社長と3度目の結婚をしました。

「爆報!THEフライデー」

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